ライスプリン
ヨーロッパに行くと、必ず誰かからライスプリンを勧められる。お米でできているのだから、日本人ならきっと気にいるに違いないと彼らは思うようで、夕飯のデザートに出してきたり、お店から買ってきてくれたりする。
私は食べて、まぁ美味しいと思うものの、なぜだかあんまり嬉しくない。
お米でできているお菓子は他にもある。おはぎとか。でも、米に「牛乳」が入っているというのに我慢がならないのである。何してくれとんじゃ!と。
学校給食でごはんに牛乳をこぼすのは典型的なイジメの手法だった。おそらく、それがトラウマとなってライスプリンに素直に向き合えないようだ。
炊いたごはんと牛乳は、私の知る限り最悪の組み合わせだ。名付けて「激クサぷんぷん飯」
これだけライスプリンで心がざわつくのは私だけかもしれない。しかし、日本のスーパーでは売られていないことを考えると、私だけではないかもしれない。