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【小学校受験】雙葉小学校 願書、参考票の書き方、願書例文、面接内容、面接質問内容

私どものお受験経験を元にnoteにしてまとめています。

これから受験されるご家族のお役に立てれば嬉しいです。

今回は、雙葉小学校です。東京都千代田区六番町にあるキリスト教系(カトリック系)のミッションスクール。

1872年、サンモール修道会(「幼きイエス会」)の会員5名がフランスから日本に渡来。1910年、初代校長 メール・セン・テレースが私財で土地を購入し、 「雙葉女子尋常小学校」を創立。

その100年を超える歴史に裏打ちされた伝統と人気を誇る最高峰であり、著名人も数多く輩出しています。

学校説明会は参加必須です。その他、私学フェアで先生方のお話を伺う程度で、あまり情報がなく、志望されるご家族は大手幼児教室に通われることが必須だと思います。

ご家族が卒業生といった縁故が多いという話も聞きますが、経験上、縁故が無くてもご縁を頂かれている方はそれなりにいらしゃいます。

「雙葉」という校名は、2つの葉が結びついている様子で、西洋と東洋の女性が手を携えてほしいという意味で名づけられています。葉が2つ合わさっているように、手と手を合わせて祈る姿から、何を得ていくのか。雙葉の教育はそこから始まっています。

校訓は、

徳においては純真に、義務においては堅実に
素直でまっすぐな心を持ちましょう。自分のしなければならないことを最後までしっかりとやりましょう

教育目標は、

「祈る心のある子ども、思いやりのある子ども、実行力のある子ども」

この校訓と教育目標の解釈は、

徳が人に値打ちを付ける。その徳を積むことが大切。
神の愛の下で、神を愛し、真面目に、誠実に生きる。
皆が義務を負い、それに対して、力の限りを尽くす。
自己に厳しく、強い婦人に。
人として本当の幸福を望み、そして社会にも幸福を与える。

お子様の言葉に言い換えれば、

わたしよりあなた

この一言で言い表せます。そのようなお子様を雙葉は求めています。

そして、雙葉で育まれた卒業生は「美しい言葉」と「美しい所作」が見に着き、品格の高さとして表れます。

その気品高き校風は誰しもが憧れます。

例年、入試日程は以下です。

面接:11/2 or 3 のいずれか
考査:11/1

倍率は非公開ですが、1学年40名の募集に対して、数百人が受験され、5倍~10倍と狭き門です。また、この日のために勉強をされてきたハイレベルな争いになります。

倍率の詳細は以下の記事をご覧ください。


さらに、面接が11/2か3になるため、併願校を絞りにくいということも、受験されるご家族にとっては悩ましい問題です。

過去問題の対策は必須です。

そして、過去の受験された方がコメントを寄せられている、こぐま会の教室指導者のメッセージもご覧になられることをおススメします。

また、雙葉小学校の問題で合否がわかれた内容を分析した、こぐま会の書籍も一読ください。

それでは、願書郵送後に送られてくる参考票、面接の対策になります。


1.願書・参考票の書き方

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