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お受験パパ友ができないのは自分のコミュ力の問題か?それともお受験パパ達にはつながりたいニーズがないのか?
ジャックや理英会の知り合い同士のママはいくつかのグループを作ってLINEでつながっていた。
パパもそのグループにお誘いいただき、教室の後のランチ会に参加したことがある。
お受験の話題なら話は尽きないのでママの中にひとりパパがいてもそんなにアウェイ感を感じなかった。
しかし自分が集まりに参加したのはそれ1回限りだった。
話題がお受験以外になるととたんに会話に参加することができなくなってしまったからだ。
バッグのブランドや、子ども服のこだわりなどは自分の範囲外だった。
確かにお受験にはそうゆう情報も重要だったし、そもそもパパとママでは会話の内容が違うのは当たり前だろう。
自分の殻を破って、いろんなことを知るのはよいことだ。と思ったが、ママ5人でパパひとりというのはやっぱり居心地がよくなかった。
でも、もっといろんな情報交換をしたいのだ。
俺に情報を!
つながれるお受験パパは他にいないのか?
俺は孤独か。
どれだけ思っても3分の1も伝わらない。純情な感情は空回り。
そもそも、教室前でパパママに会っても毒にも薬にもならない挨拶だけで終了している。
シャイなパパは、自分から他のママさんたちに話かけることもできずにいる。
いやむしろパパからママさんたちに話かけるのってどうなの?
なにこの人?って思われるんじゃないか?
と考えるだけでやめとこ
となる。
たまにみかけるパパが隣に座ったときには話かけようとするが、多くのパパはゾーンに入っていて、スマホを険しい顔を眺めていたりする。
話しかけられる雰囲気ではない。
「○○ちゃんのパパですね!」
なんて言えない。
結果、説明会や模擬試験で会っても会釈するだけだった。
パパだって情報交換したり、愚痴ったりするパパ友が欲しいぞと思い2年経過した。
Xをみてると自分のようにお受験情報を投稿しているパパがいるんだから、同じようなセグメントのパパはこの世界に存在している。
しかし、数が少ないのかリアルではなかなか遭遇することがない。
いまだにゼロである。
お受験は孤独である。
子どもが同姓ならライバルになる可能性もあるし、噂したりされたり、うっかり情報を共有したりするのも気が引ける。
結局、LINEグループなどには入らず、会えば立ち話するくらいの関係性が良いのだろう。
お受験以外の習い事の場合は、もっと気楽に話しかけたり、連絡先を交換している。
お受験というのはなにか自分たちのことを全部開示してはいけないような雰囲気が漂っている。
パパ友というのはお受験が終わり、小学校に入学してからできるものなのだろうか。
それとも自分がただコミュ障なだけだろうか。
いかんいかん、試験本番まで残り8日なのに余計なことを考えてしまった。