Takeaway from Skyland Ventures
こんにちは。
今回は単なるメモです。
Skyland Venturesで働いてきて、わかってきたことや気づいたことを箇条書きにしています。なにが大事でなにが大事でないのか。わかってきたので自分の考えを開示します。
自己紹介
本編
事実を大事にして起業家を見る。向こう側のいい情報だけでなく、悪いポイントも洗い出す(わかることとわからないこと、聞いたらわかることを洗い出す)
ツールは民主化する。個人に新たな武器を与えるtoCツールは強い。
人間の摂取できる情報量は限界がきている。機械を用いて情報を選別するべき。
DAOは企業ではなく国家に近い。トークノミクスは国家経済。
Cryptoは価値と流動性の革命。
東京で起業すること=会社が比較に晒される機会多、労働者としては良い
地方で起業すること=会社が比較されにくい、労働者がもっとコミットしてくれるんじゃないか、自分の会社に向き合ってくれる、チームを束ねやすくなる、結束力が増すんじゃないか。
日本はものづくりとエンタメが強い。
ITスタートアップの良さは、デジタルで完結するマーケットであること。
No.2コミュニティは結構少ない。
はじめにバズを作ってからtoBに持っていく、toCは汎用的に受けるし、バズが作れると未来の消費者が見える。
チームのメンバーの「考え方」を掴む。
マーケットを絞り、ターゲットの想起をとる。
投資後の成長ストーリーをイメージできるかどうか。ネクストラウンドのDDで起きるバリュエーション観、Exitの想定がどうであるか、チームのバックグラウンドを聴く(続けそうか)、キャップテーブルからチームの戦略・力を見る、プロダクト重視になるか/コンサルでコンスタントなレベニュー作りになるかを見分ける。
収益性やユニットエコノミクスを重視する。収益性自体のアップサイドがあるのかどうか、判断する。
AIは情報を選別するのに使わなければならない。AIで消費できる商品が増えすぎると、AIで消費できる商品の選別も必要。
世界と触れ合うためのプロダクトが良い。
金になる、リッチさみたいな観点やブランド性みたいな観点は重要。
レベニューを生み出すのはプロダクトだが、そのプロダクトはHRで生み出される。良い人材を見つけられる/雇えることの方が重要。
品質保証を事業としてできるのも日本の良さか?。
ウォレットの中身が見える(オープンソースである)ことや、NFTのネットワーク情報をもとに追加でトークンを与えるような仕組み(ネットワークの利用)というアイデアは絶対にCryptoでしかできない方向性
GameFiはギャンブル性が常に付き纏うが、そのギャンブル性自体がGameであることとシナジーになる。
Web3はWeb2のアドオンとなる。
ピッチは映画のようであるべき(物語性や聞き手の視点を理解する)。
起業家とVCは成長のストーリーが共有されるべき。ファウンダーストーリー(バックヒストリー)の開示をもとに、モチベーション(過去)から成長戦略(未来)まで共感し切れるかが大事。
プレシードで調達したプロジェクト、数字を出してから次のラウンドにつなげることが大事。
GameFiは奥が深い。変数が多い(お金という変数がゲームよりも増えている!)。
ズレたアクティビティが良い。古いものを新しく解釈する。みんなが知っていることのみんなが知らない側面を切り出す。
Podcastは誰もやっていないけど発信ツールでもあるのが良い。
日本の人材を海外に派遣する必要がある。日本人はアービトラージが足りない(海外→日本はまだあるが、日本→海外は本当に足りない!)。
こいつは、絶対に起業したスタートアップを辞めないな!と思えたら人物に投資して良い(継続力こそがプレシードにおける投資戦略)。
「NFTにして何の意味があるの?」という問いは常に発生しているが、NFTを買うユーザーを分析することができれば、Web2で売った時よりもトレーサビリティが生まれる=ロイヤリティの高い顧客を見つけられる/この商品に投資できる顧客=投資家を見つけられることそのものが良さ(マーケティングへの可能性)。
最後にWeb3まとめ。
Web3
= blockchain based decentralization + tokenization
=> trustless security
=> sensorship resistance ≒ open source
=> permissionless transmission
=> interoperable platform
=> composable application
=> ownership oriented privacy
Crypto Usecase
1. Tokenization
=> NFT, NFT trading system
=> FT, Cash trading system
=> Wallet Address, On-chain Network Analysis
2. Decentralized Infrastructure
=> DID, Chain as an ID operator
=> Botter, Arbitrage as an incentivized chain builder