9月7日㈯〜8日㈰ 加害者になりたくなかったが、そもそもとっくの昔に加害者だった

9月7日㈯
・ZOOMでポッドキャストの収録したりする関係で、快活クラブに13時間籠った。

結局ダラダラしていた時間が7時間くらいあった。


9月8日㈰
・中高時代の同級生をインスタでフォローしたらメッセージをくれた。

私にとって中高時代は、あまりに学校が楽しくなさ過ぎて辛すぎて適応障害になった暗黒時代。

クラスメイトも先生も家族もみんな優しく接してくれて、誰も悪くないのに、ただ単に学校が肌に合わなくて地獄を味わっていた。

大学入ってすぐに中高時代の同級生のアカウントを見つけていたが、写真を見ただけで中高時代の地獄がフラッシュバックして体調悪くなったから、そっとブロックしていた。

で、時は経ち、32歳にもなり、さすがに中高時代の同級生のアカウントを見てももう何も感じなくなってきたので、フォローしてみた。

で、そのうちの1人が早速フォローを返してくれてメッセージをくれた。

見てみたら、

「久しぶり!懐かしいなー!中2の頃に前の席の〇〇くんの背中にボールペンのインク飛ばして落書きしてたよね!」

と書いてあった。
 
私の中で、中高時代は自分がただひたすら辛くて、加害者はいない被害者、的な感覚でいた。

だが、記憶から消していただけで、むしろ私は加害者だった。

メッセージをくれた人にとって、15年ぶりに私のことを思い出して一番最初に浮かんだ私の姿がそれだったのだ。

体調を崩して不登校になってるかわいそうな僕、みたいな自己認識でいたが、周りからしたら加害者がバチが当たって病んで学校来なくなっただけだったのかもしれない。


私は、誰にいじめられたとかでもなく単に話が合う人がいなくて楽しくないという理由で学校に行きたくなくなっていた。

〇〇くんは後ろの席の奴に制服やジャージの背中をインクで汚されてたわけで、そんなん本当に嫌な気持ちになるし自分がそれされたら学校に行きたくなくなる。
自分に悪意が向けられているかどうかで怖さや嫌さは段違いになる。

〇〇くんに対して酷いことをしていた、という記憶どころか、〇〇くんの存在すら記憶から消えていた、そんな自分という人間のゲボさを突きつけられた。


あれから15年以上経って、体調崩したり、うまくいかないことが重なったり、いろんな人生を経てきて自分が弱者側になることが多くなったことで、あの頃の自分よりはさすがにまだ少しはマシな人間になっているのかもしれないが、根本にああいうことをする人間なんだってこと、ああいうことをしておいて反省もせず忘れて、あろうことか自分が辛かったかわいそうな人間だという認識で生き続けてきた、そういう人間なんだっていう認識を今後ずっと背負って生活していかねばならない。




・小説の学校。あんま褒められないのに今日は久しぶりに提出した小説を褒めていただいて、嬉しい。

授業後、初めて先生と生徒さんでご飯を食べに行く。
いつものように、人見知りを発揮して全然喋れなかった。
先生が少年野球の監督をしていたという新事実を知ったので、それは良かった。


・お世話になっている方が展示会をやっているということで、観に行く。

おじいちゃんおばあちゃんの家に行ったときくらい歓迎してくださり、おじいちゃんおばあちゃんの家に行ったのかと錯覚する。

作品が面白いことは元々存じ上げていたのですが、実際にお会いしてみて運営しているメンバーの皆さんの空気感がものすごく良かった。

これまで私は演劇とかPodcastとか落語とか小説とかいろんなコミュニティにちょこちょこ顔を出してきて、もちろん優しい方々にたくさんお会いしてきたけど、今日の展示会の空気の良さはちょっと桁違いに居心地が良くて、主催者の方の人徳も大きいのは間違いないけど、この界隈に入りたいなって思った。

デザインとかしたことないから、今から大急ぎで絵とか練習して、なんとかしてこのコミュニティに混ぜてもらえるようになりたい。

・大学のサークルの先輩とお会いした。

いろいろ大変な状況にあるみたいで、何の力にもなれないのがもどかしいけど、そんな中でも会うとめちゃくちゃ面白くて楽しませてくださる先輩の凄さに改めて感激する。

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往生際悪之助a.k.a.悪太郎
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