【一番近くにいたい】おにい08
起:ナイスアイディア
おにいは来年は仕事を週七でやりたいって言った。
そうなったときに自分の精神疲労が心配だと言った。
お嬢はサービス業は大変だねと返した。
不調とか、休みたいサインが出たらどうするの?と聞くと、別に動き続ける、と答えた。
しんどいからやめたら結果を残す前にやめてしまってるから何も残らないけど、その先まで続けて初めて結果になるから逃げたくないらしい。
おにいの仕事の話を聞いて私は真っ先におにいと会える時間が減ることを危惧した。だって、仕事の時間が増える→おにいの空き時間が減る&おにいの精神疲労が増える→おにいの休む時間が必要→お嬢に構う時間は減る、になるわけです。それを回避するにはどうすればいいかな。お嬢は考えました。
一緒に住んじゃえばいいんじゃね?
承:あくまで提案。
願望とか、欲望がないといえば嘘になるけど、合理的にそれがいいんじゃないかとお嬢の中で結論を出しました。
まず、お嬢がおにいに会いたいと言わずに済みます。
一緒に暮らせれば生活の中におにいを感じることができるからです。別に、毎日エッチしなくても、何もなくても、行ってきますのあいさつがなくてもいいんです。暮らしの中におにいがいれば、お嬢は結構やっていけると思います。その生活の中で、時間があるときとか、どうしようもないときに助けを求めることはあるかもしれないけど、お嬢がひっついているだけで済むのならそれも一つかなと思います。
お嬢は、会いたいときに会えなくなるのは、もっと面倒な状態の自分をぶつけてしまう可能性がゼロじゃないので、その対策としてこの提案をしています。
次に、おにいの助けになりたいと思っています。
いま現在もおにいは自分で御飯作って、自分でちょっとご褒美的に夜ゆっくり過ごしてたりしてはいると思うのですが、お嬢、作り置きスキル身につけました。自分の好みのものしか作ってないけど、色々試している途中です。
そして、思うのです。自分で自分のために作るとき、面倒さが勝つし、実際好きなものしか食べないなと。
特におにいの場合は時間がないという条件も加わるので更に手軽さも料理の中に加えたくなるでしょう。それで、本当に健康状態たもてますか?精神が疲れ切ったときに、食べなくなっていくんじゃないですか?サプリメントになるんじゃないですか?
家の中が完全に一人にはならないからお惣菜とかをお父さんが買ってくれてたりはするかもしれないけど、それでもやっぱり手作りされた料理って温かいと思うのです。食をサボってほしくないのです。
お嬢自身、とても大事にしてるポイントですので力説します。絶対に精神を壊すのは食です。次に睡眠です。視覚情報も、栄養も、両方大事です。絶対におにいは丈夫な体じゃないのに、丈夫だと思いこんで頑張りすぎるフシがあります。もし、しんどくても頑張り続けたいなら、お嬢をそばにおいてください。じゃまにならないように、全力でサポートしますよ。
転:心配させないで
もし、一緒に住むのは結婚をしないといけない気がしてしまうから、それは違うと言うのであれば、お嬢は仕事で忙しくなるおにいのためにも、自分自身の人生を歩んでいくためにも、おにいに頼らない精神的なメンテナンス方法を今から探っていきます。
もちろん、会いたいと思ったら会いたいって言うけどね。この会いたいって気持ちは=ヤりたいではないからね。そして、自分自身も大事にするって約束してください。気づいたら5キロ痩せてしまったなんてこと絶対にしないでください。
結:それでも、おにいはおにい
こんなことを、タロウのこともあって、おにいが仕事をこうしていきたいって言ってたのもあって、考えていたりしたのですが、お嬢のことに関しては今は、特に考えていないですよね?結婚のこととか、他の女性との出会いとか、あれから特に進展してないですよね?そんな暇ないですもんね。すみませんね暇を持て余してて。
でもお嬢にはまだ自分のことで24時間いっぱいいっぱいです。定時上がりでやっと筋トレできる日を作れたのよ。一気に頑張っても辞めちゃうから、ちょっとずつしか頑張れないんだよ。だから、来年のおにいの働き方に対してのお嬢の対応もイメージしておかないとその時の感情に負けちゃうんだ。
まぁ、こんな事考えてるっていうのを知ってもらえればいいかな。いまそんな気分じゃなかったらうるさいなぁとしか思えへんかも知れんけど。