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NFTと写真の相性ついて考えてみた。
こんばんは。
NFT販売を急遽延期したポートレート写真撮ってる元岡です。
今日の記事は僕自身の頭の中を1度整理する為に書きます。色々あったので整理したい。
NFT発行について考え始めた時期
2021年の3月頃にNFT(非代替性トークン)を知り、自分が撮影しているポートレート写真をNFT化して購入者の方に自由に写真プリントを楽しんでもらって気が済んだら他の誰かに転売すれば、とても良い循環になるのでは?と考えました。
しかし僕は暗号資産·仮想通貨を買った事も無ければ今まで全く興味が無かったので、言葉見知り状態を克服するのに時間がかかりました。
そしてなんとなーく8月頃には言葉見知りも治まってNFT発行に向けてせっせと準備しておりました。
chocomintでNFTを
ミント(発行)してみた
NFTを発行する際、一つ一つのNFTにコントラクトアドレスと、トークンIDいう番号が割当てられるのですが、最大手のopenseaで普通にNFTを発行するとこのコントラクトアドレスがopenseaの物になり、openseaが発行した何番目のNFTだよと示すトークンIDが割当てられる事を知りました。
NFTを「売り物」「作品」として考えた時に僕の売り物·作品としてではなくopenseaの商品であり、現在の所有者が僕。
という扱いになるんだそうです。
なので僕はオリジナルのコントラクトアドレスでNFTを発行出来るchocomintでNFTを発行しました。
これで正真正銘、発行した僕のNFTは僕の作品として扱われます。
これで一安心、もうあとはホームページ作りきって告知して販売開始するだけだ!とワクワクしながら作業進めていました。
まぁ初めてのNFTなので、それでも「これでほんとに大丈夫なのかなぁ?」と不安もあり色々と情報あさっていたら、NFTのメタデータを一元化していたらとてもまずいよ。という情報を目にしたんです。
chocomintでNFT発行した場合
NFTのメタデータは
chocomint運営が保存しアクセス権がある。
chocomintで僕が発行したNFTの中身はポートレート写真のJPEGデータです。このJPEGデータはIPFSという分散化してデータを保存するシステムを利用している状態でした。
このNFTのメタデータはJsonファイルと呼ばれる物で「NFTの名前、画像データの参照元(IPFSのリンク)概要」等が記述されたテキストデータなのですが、このデータ自体を分散化システムを利用して誰も中身を弄れない状態にしておかなければ、NFTの中身をいつでもこのメタデータの管理者がイジる事が出来るんだそうです。(多分管理者にメリット無いけど環境的にはそうだという話)
(ここまで書いててオリジナルコントラクトアドレスに拘るよりもなんだかこっちの方がマズいんじゃないかって気がしてきました。)
と言う事で解決策を探す。
どうやら最近、openseaがメタデータをIPFSに保存してフリーズさせる機能(誰も弄れなくなる)を実装したそうで、これなら解決できるじゃん!楽勝😄と呑気に考えてました。
しかし!ここで問題が..
opensea以外で発行されたNFTはopenseaでは編集出来ないのでメタデータのフリーズ機能が使用出来ない!!!!
そこで僕はまた色んな情報を調べた。
その結果、オリジナルコントラクトアドレスを取得しつつNFTのメタデータをIPFSでピン留めするには自分でプログラミングするか業者にお金払ってプログラミングしてもらうしかないのでは?
という結論に至った。
先ず試したのは自分でプログラミング。
remixやらなんたらツェッペリンやら駆使してやってみてちょ的な英文出てきてやってみたけど無理!!!
ちょ笑何言ってるかわかんないんですけど笑
なわけで大人しく業者さん探していくつかの問い合わせメールを今日の朝送りました。
夜になりとある業者さん(結構大きめな会社っぽい?世界?)から早速返信があり
メタマスクの秘密鍵を教えて頂ければ対処出来ます。予算は○万円程度です。
という内容...
いくら暗号資産初心者の僕でも秘密鍵を他人に教えるのはマズいんじゃね??と思い、久しぶりにTwitterで有識者の方に助けを求めました。
有識者の方曰く「それダメなやつです」とのこと。
ですよねぇ....
で、そのツイートに海外の方からリプライあって開いてみるとメタマスクの問い合わせ画面的な物が出てきて色々と情報入力しろよって...お前もかぁ!!!!!!!
なんだか僕は疲れてしまいました。
ちょっと吐き出したくなったのでnoteの記事書いて少し落ち着きたいなと。
それでもNFTには可能性を感じる
きっと今NFTはバブルが弾けて2度目のバブルなんですって誰かが言ってた。
僕はこのNFTにとても期待しています。
今はまだ投機目的な購入が目立ちますが、バブルが弾けてそういう儲け目的の人達が去った後、この作品が欲しいと思ってくれた人が購入し、それをまた欲しいと申し出た人に売る。デジタルデータが実際の物の様に受け継がれる。そして製作者にはインセンティブも入る。転売した元NFTオーナーにも収益がある。写真と凄く相性良いと思うんです。好きなサイズでプリントして、気が済んだら他の人にデータを受け継ぐ。
そしてまた次の人へ。
めちゃくちゃ素敵だと思うんです。この流れが実現出来たら。
なのでNFT発行は諦めてはおりません。
今後は色んな方からご意見頂きながら、NFTを購入した人に安心してNFT作品を提供出来る状態にしたいなと考えています。
この記事を書いて少しだけ考えがまたまとまった気がします。
オリジナルコントラクトアドレスに固執する必要をあまり感じなくなってきてるので有識者の方にまたご意見頂きたいと思います。
是非この記事を読んで下さったNFT先輩の方々、ご意見聞かせて下さい。
よろしくお願いします。