見出し画像

SPDからSpeedplayへの変更レビュー:私のロングライドの進化

こんにちは。おじたくです。
週末ホビーライダーの私が最近行ったギアチェンジについて、特にSPDペダルからSPD-SL(というかSpeedplayのペダル)への変更についてお話ししたいと思います。月間300kmほど走る私のライド経験がどのように変わったのか、そしてその変更がどのように私のサイクリング体験を向上させたのかを共有したいと思います。
結論だけ先にいうと今回の変更は正解でした。月間走行距離500km、月間獲得標高7000mに増えてしまうくらい正解でした。


Before: SPDペダルとRaphaのシューズ

まず、私が以前使っていたのはRaphaのシューズとCrank Brothers Candy 1のSPDペダルの組み合わせでした。このセットアップは非常に優れたものでした。歩きやすさとカーボンソールの剛性が両立しており、SPDペダルの中でも軽量な部類に入るこの組み合わせは、ロングライドを楽しむ上で十分な性能を発揮してくれました。

しかし、ライド中心の活動にシフトする中で、歩く機会が減り、よりパフォーマンスに特化したSPD-SLペダルへの変更を検討するようになりました。もっとスピードを出したい、もっと快適に長距離を走りたいという欲求が強くなったからです。

After: SpeedplayペダルとLake CX332のシューズ

そこで選んだのが、Lake CX332のシューズとSpeedplay Zeroペダルの組み合わせでした。この変更は、重量的にはほとんど差がないものでしたが、その性能には大きな違いがありました。シューズも同時購入しているのでその前提で下記をご覧ください。

ライド環境

私のライド環境は、週末の100km以上のライド(1000mの標高差)と、1000mアップのヒルクライムが中心です。このような条件下でも、Speedplayペダルはその真価を発揮してくれました。

踏み込みの変化:点から面へ

一番大きな変化は、踏み込む感覚です。以前のSPDペダルでは、力が点で伝わる感じでしたが、Speedplayペダルに変えると、力が面で伝わるようになりました。このおかげで、ペダルを回すどのタイミングでもパワーを効率よく伝えられるようになり、結果としてスピードが向上しました。特に印象的だったのは、ペダルを回している感覚がどのペダル位置でも実感できるようになったことです。これは言語化しにくいですが、大きな変化でした。

クリートの調整と快適さ

Speedplayペダルのもう一つの大きな利点は、クリートの角度を細かく調整できる点です。私は多少ガニ股なので、自分好みの角度に調整することで、以前よりも快適にライドできるようになりました。この細かな調整が、長距離ライドでも膝や足の負担を軽減してくれます。

ロングライドの快適さ

ロングライドにおいても大きな変化がありました。以前は100kmを超えるライドでは疲れが溜まりやすかったのですが、Speedplayに変えてからは、同じ距離を走っても疲労感が格段に少なくなりました。これにより、週末には100km以上のライドを続けられるようになり、ライディング自体がさらに楽しくなりました。
ちなみにライド途中にあるスポットでの歩きにくさはありました。ですが、個人的な感想としては他の記事で書かれているほどの感じではありませんでした。Speedplayはこの点もよいと感じました。

ダンシングの楽しさ

また、私自身ダンシング(立ちこぎ)があまり得意ではなかったのですが、Speedplayペダルに変えてからはダンシングが楽しくなりました。両面キャッチが可能なSpeedplayペダルは、どの位置からでも素早くキャッチできるため、ストレスフリーでライドを楽しむことができます。

デメリットと結論

もちろん、デメリットもあります。一番の問題はコストです。新しいシューズとペダルの組み合わせは、決して安いものではありません。実際、ネットで調べても「全然変わらない」という意見もあれば、「大きく変わる」という意見もあり、変更前は費用対効果に不安がありました。

しかし、その分得られる楽しさやパフォーマンスの向上を考えると、投資する価値は十分にあると感じました。Stravaの各セグメントでベストタイムを更新し続けており、ライディングの質が飛躍的に向上しました。

最後に

最後に同時購入したLake CX332のレビューも添えておきます。こちらは本当にサイズ選びに悩んだので、だれかの参考になれば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?