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少年野球の暴力の連鎖は止められないのか!?

またもや体罰が発覚しました。

どうしてもなくならないですね。
体罰や言葉の暴力が。
いつまでも昭和の悪しき習慣が消えません。

体罰が繰り返される要因

親から体罰を受けて育った子は、自分が親になったときにやはり体罰をしてしまう傾向にあるそうです。

野球の指導者にもこれと同じことが起きているのではないでしょうか。

つまり、自分自身が少年時代に暴力や暴言の指導を受けてきたことが原因で体罰をしてしまうんだということです。

なぜ、体罰を繰り返してしまうのか?
いくつか理由を挙げてみます。

  1. 暴力や暴言による指導しかできない

  2. 厳しい指導があったから野球が上達したという思い込み

  3. 子供は厳しくしないと思い通りに動かないというエゴ

未熟な指導者

暴力や暴言による指導しかできないのは、指導者として未熟だからです。
恐怖で抑えつけないと伝えられないのは、コミュニケーション能力の欠如と言わざるを得ません。

本当に有能な指導者は、コーチング、マネージメント能力に長けていて、教える相手に寄り添う指導ができます。

恐怖で抑えつけるのではなく、選手1人1人に気づきを与え、自分で考えて解決できるような指導をしないと、いつまでも指導者から離れることができません。

厳しい指導のはき違え

暴力や暴言を吐く指導者は、厳しいの意味を履き違えているのでしょう。
汚い言葉、相手を傷つけるような言葉を使ってでも、やらせないといけないと思っているのです。

それが厳しいと思い込んでいる。
でも、厳しいって、そういうことではないですよね。

1つのことができるようになるまで諦めずトコトン指導すること。
妥協しないこととも言えます。
これが厳しいという意味だと思うのです。

あるレベルまできたら、「もういいや」と終えるのではなく、高いレベルに達するまで指導し続ける。
これが厳しいということではありませんか?

少年野球指導者に対する提言

今のように指導者は誰でもできるのはやめた方がいいのではないでしょうか。
ライセンス制度にするべきです。
ライセンスにすれば、問題を起こせば指導資格を剥奪できます。

そもそも指導者としてどのように指導するべきか勉強しないとだめです。
そういう意味でもライセンス制度にして講習を義務化するべきでしょう。

悪しき昭和の習慣を断ち切るためには、指導のあり方を変える必要があります。
現場から変わることは、ほぼあり得ないです。

小学生、中学生、高校生、大学と各レベルで100%ライセンス制度にしてほしいと思います。
野球界の組織をトップからボトムまで、一貫したルールで実施してほしいですね。


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