あたらしい朝が来た
・A−1メロ(導入)
誰もが、覚えていることでしょう、かつて
目覚めた瞬間、世界が祝福に満ちていたことを
朝露をきらめかせた花々が、あなたの行く道を飾り
私たちは一堂に会し、あの歌を耳にしたはずです
あたらしい朝が来た 希望の朝だ
それが今、私たちはどうでしょう
鉛のように重い体に、モヤのかかった頭をのせて
灰色の道を引きずるように歩いていくばかりの日々
祝福に満ちたはずの世界は、その代わりに…(いや、これを口にするのはやめましょう)
・A−2メロ(継続)
かつてあなたも、早く起きて、健康的な生活を送ろうとしたかもしれません。
しかしそれは長くは続かなかった。なぜなら、それは灰色の日々を、多少マシにしようとしたに過ぎなかったからではないですか?
それでは補給の無い戦場で、必死にその場しのぎの抗戦をしているだけだ。それも、たった一人で。
文字通りの孤軍奮闘をする兵士であるあなたは、やがては力尽きるに違いない。
その最期の瞬間、走馬灯のように脳裏をよぎるのは、幼い頃の日々なのかもしれない。
・Bメロ(変調・イメージ)
では、その最期の幻を、今、これから現実のものにできると言ったら、あなたは信じてくれますか?
いや、言い方を変えましょう。あなたは、その最期の幻を、今。これから現実のものにする方法を、既に知っているのではありませんか?
・サビ(リフレイン)
夜明けとは、東の空から太陽がのぼることではありません
目覚めとは、重いまぶたをこじ開けることではありません
生きるとは、うつむいて身体を引きずることではありません
希望とは、過ぎ去った過去として懐かしむものではありません
新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 青空仰げ
ラジオの声に 健やかな胸を
この香る風に 開けよ それ 一 二 三