おじさん小論文12 「安請け合い防止チェックリストを作ろう」
今朝は前回作ったチェックリストを、朝のうちに埋めたところ、頭の棚卸しができたようにスッキリした。
こういったチェックリストを用意することで、問題発生を未然に防げるのではないか?というアイデアが生まれたので、自分が抱えている問題や欠陥にも適用する実験をしていこうと思う。
問題:安請け合いをしてしまう
主にコミュニティの中で、いつもええ格好しいをしてしまう。その結果、自分の力量に合っていないことばかり引き受けてしまい、自分のビオトープを破壊し周りにも迷惑をかけることが続いている。
今日は、この問題から目を逸らさないで、どうしたらよいか、どういうチェックリストを用意したらよいかを考えていきたい。
問題の発生原因は何か
・できると思ってしまう
まず自分の力を過信してしまう。厳密には、自分の伸び代を大きく見積もってしまう。必要な労力と時間に対する見積もりもひどく間違っている。当初はそれを見越して1ヶ月の余裕をもっていたが、そもそも、現時点の自分の時間的余裕と能力で楽勝なこと以外を引き受けるべきではないと分かった。能力を伸ばすトレーニングを依頼の中で済ませようとするのが浅慮だった。
・体調の乱高下がひどい
何かが不調になるとすぐに何もできなくなる。体調が全問正解になっていないと予定された行動ができない。ひどいときには何ヶ月も放置してしまう。それでいて、何かを引き受ける時に限って万全の体調であることが多い。最悪な体調でもできることを引き受けるか、最悪な体調でできることかどうかを相手にも明示する必要がある
・興味が目移りしてしまう
やると決めたことへの情熱が、翌日まで続くことがほぼない。つまりその日のうちに完結すること以外は、原則引き受けてはいけない。裏を返せば、チェックリストが必要なのは、例外的に翌日以降も作業がある依頼について判定する場合だろう。
対策としての「安請け合い防止チェックリスト」
以上を踏まえ、何かを依頼されたり、自分から立候補する場合には、以下のチェックリストの項目を埋めて、さらにそれを相手に開示するルールとする。
【安請け合い防止チェックリスト】
0.今これからの作業だけで今日のうちに完結するか?
→しない場合・しなかった場合は以下の項目に記入
1.期限は何月何日か?
2.一日あたりの作業量を見積もる作業「第0回」は何月何日何時実施か?
→実施できた場合は、実際の作業時間を記入
3.求められる水準を現時点での自分の能力と知識で達成できるか?
4.飽きるとしたらどんな原因があるか?
→どんな単純作業があるか?
5.苦痛になるとしたらどんな原因があるか?
→どんな頭脳労働があるか?
→どんな肉体労働があるか?
6.この作業よりも優先している作業は?(全て)
7.この作業のために後回しにできる作業は?
8.何月何日に中間チェック・ギブアップ判定する?
今後は何かを引き受ける場合、その日その場で完結するもの以外については全てこのチェックリストを使う。
自分の体調や躁鬱の波によって、見積もりや見通しがいつも完全に狂うので、直観の類を一切信用できない。こうしたチェックリストを用意することで、客観的な自分をもう一人用意して、二度と安請け合いはしないと誓う。
(ブレスト9:31 本文21:27)