おじさん小学生の絵本チャレンジ5回目
前回が去年の3月か…時が経つのは早い
今回調べた絵本はこちら
太陽へとぶ矢 インディアンにつたわるおはなし
作・絵 ジェラルド・マクダーモット(Gerald McDermott)
訳 じんぐう てるお(神宮輝夫)
ドットっぽいな!と思って借りた。
アナログだとは思うんだけど、画法がちょっとわからなかった。アクリル?
表紙そでにはこんな文章が
この文章は子ども向け?(裏表紙に対象年齢は「4歳から」とある)それとも保護者向け?あるいは、この絵本を読んで育った青年向け?
そして句点が全部「,」(カンマ)になっていた。昔何かの本で、日本語のワードプロセッサの基準が混在していた時代があると読んだことがある。1975年当時は、まだ句点をどう表記するかが決まっていなかったのだろうか。
あらすじは上記の通り。ところで「親なし子が太陽神の子供だった」というのは、ギリシャ神話にも同じものがあるんだよな。
養子だったことを気にしていたジョブズじゃないけど、一般的じゃない境遇に陥った人が後の世で大成(あるいはそこからの失墜)するということが、神話の時代からあったということなのだろうか?
そして「カルデコット賞」とは?
へえ〜
作者 Gerald McDermott
公式サイトもあったようだがリンク切れしていた。
英語版のwikiを見たところ、2012年12月に死去とのこと。
訳 神宮輝夫
こちらは去年の8月に亡くなった模様。1975年ったら40年以上前だもんな。
発行所 株式会社ほるぷ出版
創業は昭和44年。ただし現在は株式会社静山社ホールディングスのグループ会社となっている。静山社(せいざんしゃ)はハリーポッターシリーズをやっているところらしい。吸収合併的なことなのだろうか?
発行者 図師尚幸
NPO法人の主催もやっているんだな。
当時の社長。現在は、ほるぷ出版の顧問になっているとのこと。
組版・印刷所 秀英堂紙工印刷株式会社
去年の四月で廃業していた!こんなに丁寧に廃業のお知らせをサイトで表示するのも珍しい。
事業は情報印刷株式会社に移管したとのこと
こっちはまだバリバリやっている会社という感じのサイト
製本所 株式会社ハッコー製本
埼玉県の何かの政策に関するページがトップに出てきた。情報の掲載日は今月のものだし、求人もあるし、今も事業を続けているようだ。
古くからある絵本の周辺情報を集めると、作者が亡くなっていたり会社がなくなっていたりするのは常なのかもしれない。