自分で褒めなきゃ、誰が褒める? 笑
会社員であれば、仕事がうまくいけば褒められたり、評価されたりする機会がある。もし、失敗をしたとしても、よほどのケースでない限り、救いの道がある。
でも、フリーランスでは、仕事がうまくいって当たり前。褒められたり、評価されたりなどほとんどない。仕事が問題なければ、次の発注がもらえるだけのこと。「あれで良かったのだろうか」と、つねに不安にかられる。
それよりもツライのが、仕事で何らかズレがあったときだ。
小さなレベルであれば、指摘されたところを直せばいい。しかし、間違いなくやったとしても、相手から求められているレベルに達していないと次から発注が来ない。当たり前といえば、当り前なんだけれど。相手方から「次からがばりましょう」なんて、虫のいい話はない。
ただ、それが相手方の発注問題が原因だったり、スキル・経験不足だったり、考え方の違いだったり、それこそ相性の問題だったりしても、発注がこないこともある。こちら側としては文句のいいようがない。いつも仕方がないと落ち込む。
たとえ理不尽なケースでも、自分を責めてしまうことがある。「やっぱ、自分が悪いんやろか」と。そんなことやっちゃ、いけないんだだとわかっている。でも、誰からも客観的な意見がもらえないから、どんどん深みにはまっていく。ズブズブズブ・・・。
とにかく一人なんよ、フリーランスは。不安なこと、悪いこと、みーんなダイレクトにやってくる。だれもフォローしてくれない。だから、ある程度のタフなメンタル、または鈍感さが必要なんだろうが。
一人だから、だーれも褒めてはくれない。だから、自分で褒めるしかない。ほんと「良く生き残ってこれた」と。実際、仲間が廃業している。別の業種の知り合いも廃業して、会社員に戻ったケースもあるのだよ。
だからなのか、直接的でなくても、いけだえりさんのように、温かいコメントをいただくと、素直にうれしい。仕事とは関係ないことだとしても、生きていることそのものを肯定されている感じがして。目的なしで始めたnoteでは予想外のことだけれど、救われている。