傾聴へのステップ

こんばんは。

今日は、とある研修に参加した際に学んだことについて、自分の備忘録として残そうと思います。


今回参加した研修は、「納得を得られる説明のポイント」というテーマのもので、相手とのコミュニケーションの取り方に関するものでした。
その中で、傾聴へのステップとして3つのポイントを教えてもらいました。

①話し手を上回る大きさでうなずく

会話をする際、話し手は直立不動のまま話すのではなく、表情はもちろん身振り手振りを踏まえて話すそうです。その際、相手より少しだけ大きくうなずいてあげることで、話し手は心地よく感じられ、会話にリズムが生まれるそうです。

②共感の相槌

共感の相槌とは、話し手が口にしていない気持ちを代弁してあげることだそうです。
例えば話し手が、
「最近残業が続いててさ、毎日家に帰るのが22時すぎなんだよね。」
と言った際に、
「そうなんだ、仕事が忙しいんだね。」
と返すことは共感の相槌ではありません。
「そうなんだ、それは大変だね。仕事が忙しいんだね。」
と返してあげることが共感の相槌になります。

残業が続いて大変だ、休みがなくてつらい、やりたいことができない等、話し手が感じているであろう気持ちを先回りして言ってあげることで、話し手は共感してもらえていると感じるそうです。

③重要な言葉を繰り返す

会話の中で出てきた重要と思われる言葉をそのまま繰り返します。重要と思われる言葉とは、例えば地名・数値・名称などが当てはまるそうです。
重要な言葉を繰り返すことで、話し手が共感してもらえると感じるだけでなく、聞き手も重要な言葉を忘れにくくなるという効果もあるそうです。


以上が傾聴へのステップです。

思い返してみると、私は妻と一緒に生活をするようになってから、いかに家事を終わらせて自分の時間をつくるかといった事ばかり考えていました。
その結果、妻の話も聞き流す程度にしか聞いていませんでした。

一緒に生活をするようになってから、関係性が変わってしまったような気がしていました。
それは、単に彼女から妻へと関係性が変わったこと、一緒に暮らすようになって二人の時間が以前のように予定を合わせてつくるものではなくなったことが原因ではないかと考えていました。

関係性を変えてしまっていたのは自分かもしれません。
以前にも増して気をつかうこともなく、そばにいてくれるのが当たり前のように接していました。
仕事で疲れているときには、ほとんど会話をすることもありません。

女性は男性よりも共感してもらえることを重要視する傾向があるそうです。
妻にとって私は、共感してもらえない存在であり、話をしても楽しくない存在になってしまっていたのかもしれません。

今回の研修は、私に大きくかけているものを気付かせてくれるものになりました。

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