株式投資をする上で一番大事な指標は??
筆者が一番大事にしている指標はPERです。
PERとは??
株価収益率(PER)=株価÷一株当たりの純利益(EPS)
どういうこと??
今の株価は一株当たりの純利益の何倍まで買われているのかということ
なぜ大事??
その株価が割安なのか割高なのか判断できるからです
どれぐらいが妥当??
時代によって、業種によって、成長率によって、妥当な水準はかわっていきます。直近の状況ではPERは約15倍~20倍が平均的な妥当な水準とみていいでしょう。ハイテクは平均的にもう少し高いPERでも許容されます。
具体的には??
その企業において一株当たりの純利益の20倍の株価で取り引きされており、雑な言い方をしてしまうと20年分の利益を期待されて評価されているということです。
最近のハイテク銘柄は??
PERが100倍、200倍、300倍の銘柄が多数出てきております。テスラの200倍もそうですね。
なぜ??
コロナの影響により、価値観の変革が起きたことや、世の中が大きく変わることや変わらざる得ないことを、人々が容易に想像できました。つまりかなり長いスパンで株式の評価をするようになっています。いずれ修正は起きるでしょう。
大丈夫??
結局は人気がある銘柄は買う人が多く売る人は少ないので下がらない。大きな成長性が常に期待される状態であればPER100倍でも常に保たれる可能性はあります。
バブル??
全体を俯瞰してみるとバブルではないでしょう。一部バブル的な状況も否定できません。ただバブルは後になってみないと分からないので益々上がっていく可能性も十分にあります。逆に一番おいしい状況でもあります。
PER100倍が正当化されるには??
例えば今PERが100倍の銘柄が、来期一株当たり純利益を2倍にできたとします。そうすればPER50倍、そして来々期一株当たり純利益2倍でPER25倍です。ようやく正当化できる水準ですね。毎年倍々で成長していくぐらいのスピード感が必要です。
どれぐらい株価が下がる??
もしPER100倍の企業の成長が止まってしまったとします。平均的な水準PER20倍に訂正されるとすると株価は5分の1まで下がっていくことになります。なかなかですね。
どうすれば??
これからはアフターコロナを見据えて本当の業績相場に入ってきています。今まではウィズコロナの期待先行相場でした。つまり、これからは毎四半期の決算をチェックしながら慎重に見極めていくことがとても大事ですね。
つまり??
PERと毎四半期の決算を確認して、市場に期待されている成長を実現できているのか確認しましょう。平均PER20倍に向かっていけているのか、もしくは高成長が維持できているのかに焦点を当てていきましょう。
see you!!
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