Bereal・Zenly SNSの進化
時代をとらえているSNSサービスは何が優れているか。なぜmixiが流行ったのか、なぜLINEが流行ったのか色々な要因はあるがその一つには、フィードバック≒リアクションのハードルを下げることにある。
各サービスの優れている点
1.フィードバックする側の進化(閲覧データの活用)
mixi 足跡機能
優れているのは、相手のユーザーが行動して閲覧したログをフィードバックしたことが画期的であった
LINE 既読機能
こちらも相手が見た閲覧行動データをリアクションとして自動でフィードバックする
以下には、圧倒的な違いがある
閲覧する>>>>投稿する(文字や動画など発信すること)
2-1.発信する側の進化(消えていく)
snapchat 24時間で消える
相手が閲覧後に24時間あとに消えるということが、発信のハードルを下げている。また、残しときたくないような写真をやり取りできることからも一世風靡していった。
インスタグラム ストーリー機能 24時間で消える
インスタのタイムラインはいまとなってはほとんどいまは使われていなく
ストーリーが使われいて、見られている。スナップチャットからインスパイアーを受けて作られたと考えれるが、
タイムライン ずっと残り続ける
ストーリー 投稿から24時間経過すると自動的に削除される
この違いにより、発信側のハードルは下がりまた従来インスタにあったような画像をしっかり加工をして綺麗に見せていく発信に切り替わっていったといえる。
消えていく機能が画期的なのは、
1.投稿のハードルを下げていること
2.消えていくサーバーコストも下げられるというおまけもついている点
2-2.発信する側の進化(コミュニティを狭く親密にする)
発信のハードルを下げる2つ目の進化は、今度はコミュニティを狭くして親密な仲間に閉じることである。
SNS疲れがどうのという記事が色々あるが、それもありつつも従来コミュニティが小さくて仲間内であればラフなコミュニケーションができる
また、写真を盛る、盛らないの違いがあるという語られ方もよくあるが、
リアクションハードルを下げてきたことに対して、時代は、発信のハードルを下げてコミュニケーションをより促進していくことが起きていることだと考えられる。
BeReal 24時間で消える×コミュニティ親密
Berealとは?
Z世代中心に広がっているサービスですが驚きのダウンロード数・・
代表的な機能
・カメラで撮ると外カメラでは、普通に取れて同時にインカメで今何をしているかを撮影する
・写真を2分以内の取らないといけない機能
コミュニケーションをシステムで促進してあげる側面がある
・また、自分の写真と絵文字を組み合わせたスタンプ機能
などがあるが、本質的に分解をしていくと、
発信のハードルを下げている機能(主に24時間で消えるを中心とした機能×
コミュニティを小さくしていることが重要であると考える
最後に、
Zenly(移動データ×コミュニティ親密)
Zenlyは位置情報を共有するSNSサービスで、Z世代に強烈に受けていたサービスである。この後継となるサービスが現在乱立しているわけだが、位置情報サービスもSNSの進化といえる
発信と受信のハードルを下げることを書いてきたが、
zenlyについても位置情報はお互いが発信していなくても移動しているデータを双方向にやりとりをリアルタイムにしている
mixi・LINEで書いた閲覧ログは、デバイスを触った時に相手に伝えるログになるが、移動ログに関しては、デバイスを触っていなくても相手にデータを連携することができる。
また、位置SNSに関しても、お互いの位置情報を双方向でやりとりする特性上かなり親密な友人同士でつながることが前提となるサービスである。
まとめ
SNSサービスは、mixiの足跡や既読から始まり
考えるに受信と発信のハードルを下げていった歴史といえる。
従来は、テキストを投稿をするところから、見たことや移動したことなどのログを使うこと、またテキストからスタンプで感情表現の発信を簡単にすること、ボイス入力もそのうちの一つである
次は、加工をして綺麗にみせたい欲を消すためには、データを消していくこと最後に、コミュニティを狭く作っていくことが現在の流れといえる。