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私の就活・インターン体験記

こんにちは,おじぱん.(@ojipan_n)です.今回は私の就活体験記について綴りたいと思います.

大学3年(2019年)

院に行くか就活するかを決めかねていた5月に,編入先の学科の学生実験で仲良くなった学生と一緒に大学主催の就職ガイダンスに参加したことがきっかけでした.そのガイダンスではキャリアソリューショニスト(=就活コンサル)として有名なポンタさんこと,本田勝裕さんのセミナーを聞くことができ,大変参考になりました.このときにナビサイトとしてリクナビ,マイナビ,キャリタスにも登録しました.

その後,前の大学の友人と一緒にナビサイト主催のインターンシップフェアにいくつか参加しました.大手・中小問わず,人事ウケは大変良かったです(もしや利用されているのでは?)

電気電子系なので,半導体業界を中心に技術系の体験型インターンに参加しました.

インターンその1:半導体メーカー(東証1部上場)

・2週間
古き良き昭和企業(作業着,ラジオ体操,朝礼,アナログ作業多め...)
・半導体のプロセス開発体験
・編入先の内部院の修士卒,関関同立の院の博士卒,地方国公立の学部卒の3人の社員さんが日替わりで私の担当でした.
・技術力はあるが,一族経営であり生き残れないかもしれません.
・デジタル・ソフトに疎い人も多かったので唖然としました.
・懇親会では40〜50代の社員さんから好ましくない発言を受けました(「彼女いるの?」など)

インターンその2:電機メーカー(非上場)

・5日間
・こちらも昭和企業(体育会系?)
・スーツ勤務(メーカー系SIerのような雰囲気でした)
・C言語による画像処理開発体験で,基本YSPでした
・懇親会はハラスメント等もなく健全でした.
・技術力が大手よりも乏しく,生き残れないかもしれません.

インターンその3:アウトソーシング・SES企業(東証1部上場)

・1日間
・昭和企業ではないが,人事が粘着的
・都市部にあるオフィスのため,社食はなく昼食で行ったごはん屋さんはとても良かった.
編入前のサークルでの内容に近い体験でした(想定内です)
・志望度は低いが,GDの練習用としては有効であった.

インターンその4:半導体設計会社(東証1部上場企業の子会社)

・1日間
・スーツ・オフィスカジュアルではなく私服での参加で驚きました.
・人事を含め社員さんは皆私服でした.
・こちらも編入前のサークル同様の開発体験ですが,人事が技術者上がりなので的確なアドバイスを頂け,頼もしいと強く感じました.
・給料が同業他社に比べて少し安いので,いずれは転職が必要だと感じました.

以上4つのインターンをもって自身のスキル不足を実感し,また4年には授業と就活と研究を同時並行しなければならないくらいに多忙だと感じたので,迷わず院進にシフトしていました.

大学4年(2020年)

年初から新型コロナウィルスの影響は一時的なものだろうと院試の勉強を着々と進めていましたが,状況は改善することなく,このままでは2年後には就職氷河期やリーマンショックのように自分が就職難に陥ってしまうのではないかという懸念か頭をよぎりました.当時私のアルバイト先には30~40代の社員(正規・派遣問わず)が沢山在籍しており,就職難当時の生の声を聞いていました…

そんな所で4月からはオンライン授業になり,大学も閉鎖してまとまった時間(約3ヶ月)が取れたので自身のキャリアを再考するために,情報収集を再開しました.

同時に,自分が研究開発に不向きなことに気づき,技術開発向きであることに気づきました.理由は以下のとおりです,

研究開発:0→1を作り出す
技術開発:1→2を作り出す

これまでは私が足繁く参加していた技術系の勉強会やLT(ライトニングトーク)や学内外の就職ガイダンス・セミナーか中心でしたが,これらだけでは不十分だと感じていました.その理由は以下になります.

就活においては,聞こえの良い情報だけでなく,聞こえの悪い情報もなければ,その企業の客観的な判断が出来ないからです.

就職ガイダンス・セミナーにおいて,企業の人事担当は就活生に対してついつい「聞こえの良い情報」ばかりを流しがちですし,多少疑う必要もあるかと思います.

もちろん技術系の勉強会やLTでも現役の社会人(主にエンジニアさん)から「聞こえの悪い情報」を聞き出せる可能性はありますが,当然社会人のため何らかの利害関係コンプライアンスが邪魔していて,核心に触れることは本音で言えないのではないか?と薄々感じていました.

そこで、聞こえの悪い情報を存分にキャッチするために今までは活用しきれていなかったLINEの就活・社会人系オープンチャットやTwitterの就活・社会人系アカウントを中心に情報収集を行っていくと,どんどん情報が増え,業界や職種への理解が進んでいき,就活の軸が固まっていきました.

そして定まってきた私の軸が下記になります.

縛られない社風(テレワーク,フレックス,私服勤務,など)
大きすぎず小さすぎない規模感(中堅企業に含まれる?)
・将来性のある技術を持っている(AI,IoTなどは理系の素養を活かしやすい)
大学の専門(電気電子・情報)で学んだ内容に近い
理系らしい技術職(いわゆるSEやプログラマは文系でもできるので論外)
独立系自社開発,または受託開発中心の企業(メーカー系やユーザー系とは違い、独立系は開発に縛りがない)
・SES(人売りIT)や派遣・アウトソーシングは論外(ハズレが多く当たりを引くのは難しい)

これらの内容を基に,遅れて4月末から就活を始め,何社かエントリーしました.5月には緊急事態宣言のさなか,自宅でのES作成やオンライン説明会や面接をこなし,6月には自らの中で一番志望度が高い会社に技術職(SEやプログラマではない)として内定が決まりました!

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