編入生の就活事情
毎度おなじみ,「大学編入生の会」の運営であるおじぱん.(@ojipan_n)です.今回は気になる編入生の就活事情について綴りたいと思います.
編入生の就活事情について
基本的に編入は2年次編入よりも3年次編入のケースが多いです.そのため編入後に内外の大学院に進学しない場合,編入すると慣れない環境の下間髪をいれずにインターンを筆頭に就活が始まっていきます.昨今の新型コロナの影響で就活でのオンラインツールも普及し,かねてから経団連の方針で就活ルールが形骸化しており,今後は対面・オンライン問わずインターン経由で本採用に直結するスタイルも増えると思われます(近年は都市部の大学や企業を中心に,2年次から長期インターンを企画する企業やそれに参加している学生もいるそうですが,そのような例外は置いておきます)
ちなみに,私は「大学編入生の会」内ノートのFAQ集で編入生の就活について次のように簡潔にまとめていました.
Q.編入はインターン・就活で不利になりますか?
A.面接で編入に至った志望動機を明確に説明出来れば、不利になることは少ないと思います(世間的に大学生は「遊んでいる」イメージが強いので、寧ろ感心されるはずです)
ただし、ほとんどの企業のESやWebフォームは編入を意図して作られておらず、学歴の記入が難しい場合が多いです。ご注意ください!
他の編入経験者にも確認を取ったところ,上記でおおむね間違いないとのことです.編入の経験は有利です.
就活で何から始めればよいのかわからない場合,まずは大学の就職課・キャリアセンターを訪ねてみたり,大学やナビサイト主催の就職イベント・セミナーなどに参加して情報収集することから始めましょう.編入試験のために培った情報収集能力が活きてきますよ.
そして,可能であれば3年の夏休みや冬休みにインターンシップに参加してみましょう.1日だと説明会で終わってしまうと思うのであまり効果はないと思いますが,3日〜2週間ぐらいであればその会社の傾向がつかめると思います.体験型のインターンがオススメです.
また,スキマ時間を利用して自己分析や企業研究を進めていき,自分の軸(譲れない点)を見つければ御の字ですね.SPIや玉手箱などの筆記試験についても然りです.
また,編入生は他の学生に比べて多くの授業や課題,試験もありますし,余程の事情が無い限り授業を優先して就活をしましょう.もし単位が足らず卒業できない場合はどんな大手企業であろうとも内定取り消しです.
大事なことなのでもう一度言います.もし単位が足らず卒業できない場合はどんな大手企業であろうとも内定取り消しです.