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2021年2月23日の乾杯

2月23日の乾杯。今回は、コロナによって少し変わった世界について、二人で話しています。マーダーミステリーのこと、Nintendo Switchのこと、また今回もいろいろと。

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👨演劇のおじさんと
👩おねえさんです。よろしくお願いいたします。こんばんは。
👨こんばんは。まず乾杯からしましょうか。なにをお飲みになります?
👩ハイボールです。
👨私はシェリー酒です。クリームの方。
👩あら、あらまぁおしゃれですね。いいですね。
👨ここにチーズもあるんですよ。
👩充実!!
👨では、とりあえずは乾杯。
👩乾杯。
👨おいしい。
👩お酒は良いですね…
👨ちょっと落ち着いてきましたね、コロナが。
👩そうですね、たしかに。
👨まあ、油断してはいけないんだけれど。
👩うんうん、でも、3月7日に一度緊急事態宣言を解除するみたいな流れもあるみたいですしね。
👨ええ。
👩いや、まあ最近・・。最近というわけではないのですけれど、コロナのことをいろいろ話してきたじゃないですか。そのなかで、もちろん、コロナがあったから、というかコロナが起こってしまったから生まれたオンライン上のエンターティメントっていうのがすごく増えたんですよね。
👨ああ、そうですね。
👩で、そういう話を私たちもしてきたのですけれど、なんかひとつ立ち返って。もちろん、新しくできたものもあるのですが、というかその舞台芸術がオンラインの方にももっと力がはいるようになったというか。それが小劇場もけっこうメインとして考えるようにもなったと。ただ私は、個人的になのですけれど、いわゆるTRPGといわれるものが好きなのですが。
👨ああ、おっしゃってましたね。
👩はい、テーブルトークRPGという。簡単に言うと、そのゲーム機があるじゃないですか、Nintendo SwitchだったりPS5だったり。そういうものを使うのではなく、あの、人が、人間がそのゲーム機をやる・・。その、ゲームマスターだったりキーパーといわれる人たちなのですけれど、で、それにプレーヤーさんがこう参加していくというか、一緒に物語を作っていくという遊びですよね。
👨ああ、なるほど。
👩ゲームクリアというよりはみんなで楽しむのがゲームの目的であり、最高のゲームクリアというか、そんなふうなゲームなんですけれど。いろんな種類があるのですけれど。一番有名というか、どこかしらで聞いたことがあったり要素を見たことがあるものは・・・クトゥルフ神話TRPGが一番かなと。そういうゲームがオンライン上、たとえばYoutubeとかでもセッションの様子が流されていたりするんですよね。配信だったり動画だったりで。で、ですね。少し前なんですけどそのTRPGの中に・・マーダーミステリーというものがひとつ増えまして。
👨マーダーは殺人(murder)?
👩そうです、そうです。これは元々あるものなんですよ。ただ、これが日本にあったものではなくて中国だったかな、中国から日本に来て、いろんな人がいろんなマーダーミステリーを作って、けっこう活発に遊ばれているんです。こう自粛で自宅にいることが多くなったのも重なって、爆発的に増えているんですね。
👨おお、それはオンラインじゃなくても出来るんですよね、別に。
👩オンラインじゃなくても出来ます。マーダーミステリーを調べて頂いたら、ぱっと出てくるかもしれないんですけど。私の拙い説明をちょっとさせて頂きますと、それぞれが個別の目的を持って、殺人事件が起きた中で犯人を捜すというのが大まかな主目的なんですよ。
👨はいはい。
👩だけど、個別でもそれぞれ事情とか目的をもっているので、クリア条件はそれぞれに違うんですね。
👨ああ、そうなんだ。
👩犯人を見つけるというのがみんなの目的だけれど、犯人は犯人だとバレないことが目的だったり、犯人をどうしても捜し当てたい人だったり、はたまた犯人側に加担する人がいたり、まあいろんなものがあるんですよ。
👨ああ、
👩で、みんなで話し合いをしたり、個別で内緒話したりしながら、自分の目的達成を目指しながら、物語を遊んでいくっていうゲームなんですけれど。
👨なるほど。
👩これ舞台の人もやっているのですけれど、みなさんが知っていらっしゃる俳優さんだったり、いろんな方がマーダーミステリーの配信をしたり公演をしたりするんですけれど、まあそういうのをもっとやって欲しいなぁと思うんですよ、私は。個人的に。その、エンタメとして。俳優さんがやるマーダーミステリーは凄く面白いだろうなぁと思って
👨それは、そういうのに参加できる機会を増やしてくださいっていう話をしているのか、あるいはそういうのを観る機会を増やしてくださいっていう話をしています?
👩どっちも、ですね、言ってしまえば。もうやっている人も多いのですけれど、役者さんがもっとやってくれたらいいなぁと思って。実際、もうあるんですよ。マーダーミステリーを題材にしてZoom演劇をやっていたところはありました、過去にも。私もそれをちらっと観にいったんですけれど。そういうのをもっと観たい。
👨うん。
👩役者さんが、その、公演としてじゃなくても。その役者さんが遊んでいる姿を私は一視聴者として見て観たいなぁと思っているのですよ。
👨私はそれを観たことはないのですけれど、
👩はい。
👨けっこう嵌まりそうな感じはしますよね。
👩そうなんですよ。
👨というか誰かに肩入れをしたらものすごく嵌まるかもしれないなぁとかね。
👩うん、そうそう。あ、そういえばあれですね、やっていらっしゃる方がほかにもいましたね。あの、星秀美さんとかが参加していらっしゃったオンライン公演で、マーダーミステリーがありましたね。たしか。
👨ああ、なるほど。
👩それは観ることが出来なかったのですけど。今も観られるのかな??観たかったんですよねーーー。おそらくマーダーミステリーを題材にした公演があったんですよね。もちろん公演?としてやる上で稽古がどのくらい行われていてっていうのはちょっと分からないのですけれど。もっとやって欲しい!すごく、そういうのあって欲しいと思うんです!俳優さんが遊ぶ姿が観たい。TRPG、マーダーミステリーをやっているところが観たいんですよ。
👨ああぁ。
👩どちらかというとファン心理なのかもしれないけれど、しっかりロールプレイをしながらやってくれるのが観たいなぁと。しかもそれが顔出しでやってくれるのであれば、ちょっとだけ・・、ちょっとだけ、衣装とまでは言わないけれど遊び心があるみたいな。
👨ああ、雰囲気を出してね。
👩です。遊ぶ姿、見たい。個人的にはそういう場をつくれないかなぁとも思っているくらいで。うふふふ。
👨でも、たとえお金を取ったにしても・・。、マーダーミステリー自体はマルチエンディングなんですか、基本的には。
👩えーとですね、マーダーミステリーというのは一回やってしまったら、もしくは一回観てしまったらそれはもうできなくなりますが。
👨ああ、なるほどね。
👩だけど、マルチエンディングかと言われると、まあそうですね。そのいろんな組み合わせによって誰を犯人かと決めるのもメンバーなんですよ。その、プレイヤーさんなので。当たる場合もあれば当たらない場合もあったり、犯人側大勝利!な場合もありますから,そういう意味では同じ物語は一度としてないですね。
👨ああ、一期一会なんだ、そういう意味では。
👩そうですね、すごく。違うメンバーでやれば、それは全然違う物語になりますし。
👨だとすれば、それは、ネット上でやってアーカイブを残しておくというのはすごく良いのかもしれないね。
👩はい、実際やっているんですよ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           配信者さん、実況者さんとか、もう物凄い量がありますね、
👨ああ、そうなんだ。
👩そうです、そうです。ただそれは、そのなんだろうな、顔出ししている場合もしていない場合もあるし、現状ない場合の方が多いかなと思うんですよね。
👨あ、はい
👩お芝居に慣れ親しんだ方向けなのかもしれないとも思う。たとえば小劇場なら小劇場で。そういうのに慣れ親しんだ方が、観たらどうかなぁというか、私がそっち側として観たいなぁって思っているんです。やる側としてではなく、観客側で、小劇場にはやって欲しい!!TRPG!!!
👨でも、もちろんやりたいとも思っているんでしょ?その、演じる側にも立ちたいことは立ちたいわけでしょ?
👩そうですね。やりたいですね。やりたいですけれど。マーダーミステリーって、是非ね、皆さん・・、もちろんご存知の方もいらっしゃると思いますし、これ読んでくださっている方の中には。もしご存じない方がいらっしゃったら、携帯でもパソコンでも「マーダーミステリー、ゲーム」みたいにするとものすごく量がでてくるので、どういうものなのか、ぜひぜひ見ていただきたいんですけれど。うふふ。
👨・・うん、そうですね、だって今パソコンでパタパタと叩いただけでも、うん、はてしなくありますね。
👩はい、そうなんですよ。ただなんかね、そのやっぱりゲームとしてマーダーミステリーをやるためには、多くの場合ゲームマスターがいるわけですよ。
👨あ、はい。
👩はい、そうなってくると、私はすごくやりたいですけれど、現状そういうのが観たいなぁとおもってやるのであれば自分がゲームマスターをするのが一番早くはあるので。自分が参加っていうのはなかなか難しいかなぁ・・と。ふふふ。
👨なるほどね。
👩そうなんですよ。ただ、プレイヤーとしても参加したいです、ものすごく。
👨あの、今の話を聴く限り、結局そのシナリオっていうの、そういう設定みたいなものが一期一会だとしたら、その、なんていうんだろ、ちょっといやらしい話だけれど、コマーシャルベースに乗せるとすると、一回でそれを作ってしまうんだったらたくさんの人に見てもらわないとシナリオを書く人は喰っていけないわけじゃない、ある意味。
👩うーん、そうですね。
👨ある意味、一期一会だから。だけど、小さなところでみんなでやるみたいな風に用意をしておくみたいな形で、何回も何回もいろんなパーティで使ってもらえるみたいな仕組みを作れば・・・。
👩現状マーダーミステリーのお店っていうのはあります。都内にも、はい。でもなんか、どちらかというと、なんだろうな、たとえばですよ、その動画を配信する場所を定めて、でそこで、同じマーダーミステリーをいろんな人にやってもらって観てもらうのが・・、うーん、ちょっとごめんなさい、なんか、なんかね、そっちのマーダーミステリーを商売としてというところに直結では私はちょっと考えがなかったので。配信の方に意識が・・
👨あ、なるほど。
👩それはね、シナリオ作者さんというか、作家さんのほうの考え方だと思うんですよ。
👨うん。
👩もちろんそうだし。だからこそネタバレもできないんですけれど、
👨ごめんね、下世話で。
👩私が趣味に走りすぎました(笑)マーダーミステリーってネタバレが絶対厳禁なわけですけれど。
👨うん。
👩ネタバレをみてしまったらそのゲームができなくなってしまうので。うん、だけどなんかね、どちらかというとその、もちろんマーダーミステリーというものも凄く魅力的なのは大前提として、その、広まってほしいんですよね。俳優さんに。
👨ああ、なるほど
👩で、それは、今こうコロナ禍で、最初の緊急事態宣言、その自粛期間という時に、なんだろな、ネットに弱い演劇人たちが、私も含めてですけれど、どんどんネットに詳しくなっていったのが使えるなって思うんですよ。ちょっと言葉をあれかもしれないですけれど・・
👨誤解のないようには言うけどって。
👩あはは、うん、使えるなって思うわけですよ。できるっていう環境を持っている人が増えたわけですから。爆発的に。
👨そうですね、結論としてなんか、そのコロナっていうことは、良いこと悪いことっていう以前に、私たちのライフスタイルを結構変えていて、
👩うんうん。
👨だから、ちょっと話は変わりますけれど、けっこうもうお年寄りでちょっと体が動きにくくなってきた人たちっていうのは、自然と人とのコミュニケーションがなくなってしまうからグループホームなんかに送り迎えして、人とのふれあいをつくるとか、ケアをするとか、そういう風な形のことをしていたんですって。
👩ほうほう。
👨ところがグループホームみたいなところは、消毒をしたり防疫をちゃんと気をつけてやるにしたって、やっぱりリスクはあるじゃないですか。ゆうても人の集まるところだから。
👩そうですね。
👨だから、みんな何を始めたかっていうと、パソコンなどを使える人は、ネットでいろんなケアをするみたいなことが出てきているんですって。
👩うんうん。
👨でね、私の知り合いというか親戚まわりの方でも、なんだろ少しこう・・・はっきり言ってしまえば痴呆の影が忍び寄り始めている方がいらっしゃって。で、その方が刺激をもらえなくなると、一気に痴呆がすすんでしまうリスクがあるじゃないですか。
👩うんうん、そうですね。
👨だからケアを頂いてる方からのアドバイスのひとつとして、たとえば、ひとりの場所でもできる、一人遊びというかゲームを時々してもらってくださいみたいなことがあって、ただそうはいってもひとりだと心が籠ってしまってやらなくなっていくことも多いから。で、すこし詳しく聞くとグループホームみたいにみんなでできるようにネットを介して遊びをやったりもするんですって。
👩ほう!
👨だけど、そもそもみんなでとかいうのには好き嫌いもあるみたいで、でも、今Nintendo Switchってあるじゃないですか。
👩はい。ありますね。
👨あれを使ってというのが、そういう人たちの間で流行り始めているんですって。
👩へぇー!なるほど、ものすごく刺激になると思うし、あとほんといろんなゲームがあるし、わかりやすいんですよね、ゲーム自体が。ゲームが上手な人にも、ゲーマーにも面白いゲームがあるし、あと不慣れな人にも楽しめる簡単なゲームがあるから。
👨そう、なんかね「遊び大全」っていうソフトがあるらしくて、
👩はいはい。
👨なんかいろんなミニゲームみたいなやつが集まったようなソフトがあるんですって。
👩うんうん、ありますね!
👨なんかそれだと、その中に野球盤とかのゲームがあるらしいんですよ。
👩私も持っているので、存じ上げておりますよ!面白いですよ!
👨で、その野球盤を、本人とケアする人とされる人の間でつなげるんですってね。
👩わぁー!
👨音声もつなげて一緒に遊べたりできるらしくって。そもそも彼らっていうか、いまそうやってケアを受け始めている世代の人たちにとって野球盤って少年期のあこがれのものだったんですって。
👩じゃあ夢を叶えてくれているじゃないですか。
👨昭和30年代の頃って、ちょっとお金持ちの家のこのところに野球盤ってあって、で、貧乏人の子たちは、当時まだおみそだったわたしなんかもそうだったけれど、そこに遊びにいってやるんですよ。で、その時のことがすごく懐かしいとか言いながらゲームをNintendo Switchでやり始めたら、それまでぼぉっとしてたのが少しシャキッとしてきたりとかね、そういう話もあるんですって。
👩いいなぁ
👨ネットってけっこうそういうふうな形で、今までやってたことと違うことで新しいことを運んできてくれるけれど、でもそれを一からはじめようとするといろんな設備が付随して必要になる。で、結果として昔はおじいちゃんが孫にNintendoのゲーム機を買ってあげるっていうパターンだったじゃないですか。
👩ふんふん。
👨それが最近はちょっとお金が稼げるようになった孫がおじいちゃんにNintendo Switchを買ってあげるっていうケースもあるんですって。
👩あははは、いい話だぁ。
👨うん。そういう形で世界がかわってきているっていう話もあって。うちでもまだちょっとしっかりしているおじさんおばさん達がNintendo Switchを準備して、交代でその人の相手をしましょうという話が出てきていて。
👩うふふふ。
👨今あんたが相手役をやっておけば、今度あんたがボケたときにだれかが相手をしてくれるから役に立つみたいな、訳のわからない説得をされたりもしていて。・・・私も買ってしまいましたけれど。
👩いいじゃないですか。
👨ただ、怖いのは、私、昔ファミコン全盛のころドラゴンクエストとかやっていて、
👩あ、はい。
👨で、Ⅲの時にはなんか60時間くらい寝ないでやっていたことがあるんですよね。
👩意外!ゲーマーなんですね。じゃあじゃあ、Switchで遊べるのは凄くいいんじゃないですか。
👨うーん、でね、恐ろしいことにそのドラゴンクエストの移植版がNintendo Switchにあるんですよ。ちっ。
👩あはは、じゃあできるじゃないですか。いやなんかもう一度ね、さっきのその、買ってあげていた人が今度は買ってもらう立場になって、しかもゲームはどんどん進化もしていて、いろんな形で。昔やったようなゲーム、昔自分が子供のころにやっていたゲームがまたできるっていうのは凄くこう刺激にもなると思いますし楽しいですよね。なんかね、そういう楽しみにこう・・・、なんだろうな、話をどこにつなげていいかわからなくなってしまいましたけれど。
👨いや、私がファミコンに出会ったのは黎明期だったんですよね、ファミコンの。私はファミコンと共に育った人たちよりは上の世代になるんですけれど、当時初めてファミコンがでてきて遊んだのは小学校高学年から中学生の遊び盛りから嵌りはじめてっていう世代だったから。でも、それでもめっちゃ面白いってやがて若い大人までどんどん引きこまれた。で、リアルタイムで体験しているとわりと無抵抗にそこのところに帰っていくみたいな。でも、もっと上の世代にとって必要なこととして、たぶん本人ひとりにNintendo Switchを与えてもなにもできないから、そこにはネットで繋がるとかのいろんな仕組みや、周りや親戚といっしょに学ばなけれいけないたいなところもあるわけじゃないですか。
👩そうですね。
👨コロナって、それが良かったとか悪かったということとは別に、さっきのマーダーミステリーの話にしてもそうだけれど、なんかそういうものを受け入れさせるような新しい形に世の中を間違いなく変えているなって言う風には思うわけですよ。
👩うんうん、そうですね。マーダーミステリーもあったんですよ。元々ね。でもそれが広がったのは自粛期間でみんな家にいるっていう、その家で楽しめるエンタメを求めた結果ということも少なくないと思うんですよ。
👨はい。
👩みんながみんな遊ばなくても、その遊んでいる人を観るっていうのもひとつのエンタメなので、
👨はい。
👩楽しそうにしている姿っていうのは元気をくれますから。
👨ええ。
👩やっぱり影響はしていますよね、どんな形であれ。
👨コロナ前は、そういう面白いものが今のような形を必要としていなかったから。たとえばマーダーミステリーにしても限られた人たちが集まって楽しむみたいな形になっていたのが、ネットというものを使うようになって・・、というか使わざるを得ないじゃないですか、今。
👩うん、そうですね。
👨で、そういう形になったおかげでなんかすごく広まったりとか、で、今まで知らなかった人がそういうことを機会に、なんかコロナのおかげでそういうものに触れたとか、そういう話って結構あるんじゃないかと思うんですよね。
👩凄くあると思います!世界は広がっているんだなぁって思いますし、だからこそ、その、今までやっていたのが、また別の、組み合わせてそういうのを観たいなぁっていうのが新しくでてくるというか、もちろんやっている人はいるんだけど、もっとこう気軽に、そういう……っていうかその、知ってほしいなぁ、広がってほしいなぁって思っているんですよ。
👨うん。
👩いろんな形があっていいと思っているから。もちろん配信でいろんな公演があるのも素晴らしいと思うし、ありがたいです、凄く。でも、もっと色々な可能性も広がってる。色んなことができるようになっている。遊んでいるところ、まあ半分エチュード。エチュードも観れて、それもゲームにのっとって遊んでいくという。もっとポップにいっぱいあったらどうなんだろうって。実際、やっている人はいっぱいいます。でも小劇場の方は少ないんじゃないかな?舞台をガンガンやっている俳優さんだからこそもっとポップにたくさんみたい!!推させて欲しい!!
👨なるほどね。
👩すでに触れてる人はもうやっているわけだから、そうじゃなくて触れてないひとにももしかしたらそういうのを遊んでもらえる・・、しかもそういう姿を観れるかもしれない、
👨はいはい
👩普段舞台ではものすごく場を引っ張っていくような役をよくやっているような方が、意外とそういうゲームではちょっとなんか天然なところとかお茶目なところが見えたりとか。普段はけっこう盛り上げるような役の方が、凄く冷静に会議の場を回したり……
👨意外と冷静沈着だったりするのね。
👩そうそう。で、それぞれが、こう密談みたいなことがあるんですけれど、みんなで、ゲームに参加している全員でしゃべるのではなくて、中のひとりだけと内緒話しましょ!があるマーダーミステリーもあるんですけれど。全体ではあんなことを言っていたけれどこの人こんな嘘をついているって思えたりとか、そういうのが観れたら楽しいなって個人的には思うんです。もちろん、それをひとつの画面で配信とかもしするとしたら、見せ方は凄く考えなきゃいけないんですけれど、主人公役を作ってその人視点でずっと取っていくみたいになっちゃうかもしれないんですけれど。だけどね、おもしろそうなんですよ。
👨いろんな工夫はいるのかもしれないけれど、なんかやっぱりさっきも言ったけれど、コロナが引き寄せてくれたっていうものの一つなのかもしれないですね。
👩そうですね。だから可能性ですね。それが実際面白いかどうかってわからないこともあるので。でも、私はみたいなって、ここに今ひとり観たい私がいるので、観たい人が世の中にはいるのではないかなぁと思うんですよ。
👨聞いたわたしもそれはちょっと見たいからねぇ。
👩意外とはまるかも!
👨うん。予感がするんですけれどね。
👩はい。
👨なんかそういう新しいものって技術が進化したときに必ず生まれてきて、で、そういう時にうまれたものって勢いがあるから豊かになることが多いんですよね。
👩うんうん、そうですね。
👨しらっと世界を変えちゃうみたいなね。
👩うんうん。だから今なのかなぁとも思うんですよ。まだ気をつけなくてはいけなくて、その、まだ全然安心はできない状況だけれど、そういう中でも楽しんだりとか、エンターテイメントだったりとか、もちろん芸術もそうだけれども、そういうものに対するこう探究みたいなものは忘れたくないとは思いますね。うふふ、こういう時だからこそね。
👨たとえコロナが収まったとしても、みんな家でそういうことができるっていうのは今までなかったわけじゃないですか、あんまり。
👩はい、そうですね。
👨で、それができるようになったっていうことで広がってくるものは、一遍そういうものが作れてあれば、今度はみんなが家でやるようになれば、いままでより競技人口は圧倒的に増えると思うんだよね。
👩うんうん。
👨あの、出不精でめんどくさがりのおにいちゃんやおねえちゃんたちが、これだったらやるっていうかもしれないじゃないですか。昔聞いた話で、なんで今の世界がこうなったかっていうのは、ひとつには通信みたいなことが急速に発達して世界のまわりがどんどん早くなっていったという話があるのね。あの、有名なはなしなんだけれど、ケネディが暗殺された時に、その日って日本とアメリカの初めての衛星放送、同時放送の初日の日だったのね。で最初に流れてきたニュースがケネディが亡くなったという話で、それは、もちろん最初にそういう大事件が流れてきたというショックも大きかったのだけれど、実はそのことでみんな忘れているけれども、その瞬間に世界に流れる時間が変わってしまったという話もあるみたいで、
👩ふむふむ
👨だって、みんなダイレクトにいろんなものやことを、世界のニュースやいろんな出来事を自分の目で、世界と同じ時間で観たり知ったり感じたりできるようになったっていうのはその日からじゃない。 
👩ああ、そうですね。
👨それはテレビが出てきた時にもそうだったのかもしれないけれど、そういう風な形で時間のありようが変わって、人間の考え方までが変わった、
👩うんうん
👨それは、放送という世界の中での速さからだったけれど、今度はコロナに押されてみんなの情報というものの速さとか形とか距離みたいなものがまた変わったのだと思うのね。
👩うん、そうですね。
👨まあ、よきにつけ悪しきにつけだけど、ほんとに。だからこそ、Nintendo Switchみたいなもので繋がるよって言った時に、そういうものには今までは全然関係なかったの層の人たちが、結局それを使って何とかなるという話ができるようになっちゃったわけじゃない。
👩うん、すごくいいこと、おもしろい。
👨面白いですよね。
👩コロナがなければそうはならなかったとおもうし、いやわからない、なったかもしれないけれど、それはもっと遅くなったかもしれない。
👨ていうか、そう、コロナがなければ、訪れた不自由さや不幸に対してNintendo Switchを使って新たにとにかく頑張ろうっていう発想というのが出たかどうかっていうのもわからないよね。
👩うん、そうですね。うーん、なんか、そういう面では本当に、今、何回もこれは私たちの話にはでていますけれど、おもしろいタイミングではあるんですよね。企んでいきたいとはおもいますよね、私たちも。
👨そうそう。
👩せっかくなんでね。はい。
👨それとね、多分、こういう時期に見ていることとか始めたこととかは、たくさん記録しておいた方が良いのですよ、きっと。
👩うん、まさにじゃないですか、私たちのこれは記録ですよ、確かに。
👨そう。こんなことやってた、あんなことやってたってね。きっかけと結論はいろいろ後まで残っても、ある意味一番おもしろいその変化の過程とかありようっていうのは知らないうちに蒸発しちゃうから。
👩そうですね。
👨10年後にたとえばこの会話を観て、その時Nintendo Switchをやるようになっていたら、ここからかみたいなね。
👩やってなかった層が、ずっとやらなかったかもしれないし、でもここでやり始めたかもしれないしみたいなきっかけではありますよね。
👨だって一番よいサンプルがわたしじゃないですか。なんかまわりの必要に駆られて買ったけれど、わたしは別にNintendo Switchをやらなくても面白いことはたくさんあるので。絶対面白いのはわかっていたんですよ、匂いからして。でもそれに手を染めちゃったらほかにできなくなることがたくさんあるなとは思っていたのね。
👩なるほど(笑)そこはいい距離感でやってくださいよ。
👨でもね、こんなものを目の前におかれたら、やるでしょ、普通。
👩いや、まあまあ。まあ、そうだけども!これからもね、私たちは記録していきましょう。見て思ったことをこうやって。それが私たち、演劇のおじさんとおねえさんなので。
👨おじおねのそういう風な会話が10年後も役に立つようなものとして、もしかしたら残っているかもしれないじゃないですか。
👩積極的に残していきましょう。
👨はい。
👩こんなところですかね、今日は。
👨そうですね。まあもうちょっとコロナ禍が緩んできたら、いろんなお話もできると思うし。
👩次回はあれですかね、緊急事態宣言がおわったころかな。その前にできるんだろうか。ちょっとおねえさん、この状況ですけれど舞台がありましてみっちみちなのでちょっともしかしたら空くかもしれないんですけれど。
👨ちょっとさくっとお話してっていうことであれば、何とかしてもらえるのではないかとおもっていますけれど。まあ、この間のようにね、Clubhouseで2回に分けてとかいうことになると大変かもしれないけれど。
👩そうですね。
👨Clubhouseもねー、今凄いことになっていますからね。
👩気になりますねーー!!
👨そうですね、神田伯山先生が朝練と称して、時々一本語っているなんて言う話は次回にしましょう。
👩楽しみにしております!それでは
👨演劇のおじさんと
👩おねえさんでした。
👨お疲れ様でした。おやすみなさい。
👩おやすみなさい。

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