見出し画像

2023年10月26日の乾杯


新しい乾杯。やっと秋らしい毎日となり、お出かけして、都内某所の居酒屋。奥まった席での二人のおしゃべり。
谷桃子バレエ団のyoutubeを観て目からうろこのおねえさんと実は隠れバレエ好きだったおじさんの素人ふたり、バレエ談儀で大盛り上がり。そのバレエから転じておじさんが観てきた妖精大図鑑、また印象にのこった舞台としてロロ、チタキヨやKUROGOKUのお話をしています。

👱演劇のおじさんと
👩おねえさんです。
👱こんばんは。乾杯。
👩乾杯。
👱今夜は都内某所で二人でお酒を飲んでおりまして。
👩お魚を中心としたお店ですけれど。
👱おいしく頂きながらお話をしていきます。
👩私、最近舞台は観ることができていないのですけれど、
👱あぁ、はい。
👩Webのサブスクで映画を観たりとか、ちょっと前はね。あと、私、最近は妖怪にちょっと凝っていまして。
👱ほう。妖怪ですか。
👩妖怪の仮装をして、作って。
👱ハロウィン?
👩いや、時期的にはそうだけれどハロウィンではなくて、あのちょっと話はあれなんだけれど、妖怪の百鬼夜行を企画している妖怪屋さんという人物がいらっしゃるの。その、ツイッターじゃなかった、Xで調べると出てくるのだけれど。その妖怪屋さんにはあちこちに、妖怪仲間さんがいらっしゃって、集めてというか募集してね、百鬼夜行というか集めた人達で練り歩くという企画を行っていらっしゃる方なの。妖怪屋さんの百鬼夜行にはまだ参加できていなくて、でも10月28日に高円寺で東京百鬼夜光というのがあるの。そこに参加するつもり、うふふ。
💁穴子の蒲焼きでございます。
👱はーい。
👩半分に分けるね。まだコロナも怖いし。・・。
👱うん、そうそう。
👩うわっ、旨っ。
👱うん、美味しい。
👩生中を追加で。
👱私も角ハイを。
💁かしこまりました。
👩ということで、私、いま絶賛小道具を作り中.
👱あははは、なるほど。まあ、元々お芝居をしている方だから、そういうのはもうお手のものでしょうけど。
👩私は頼まれて小道具を作ってお金になっていたりしたから。
👱うふふ。
👩凝り性というか。
👱昔取った杵柄というか。
👩うん、そうそう。
👱まあ、さっきも言ったけれど、時期的にもハロウィンの頃だしね。
👩うん、でもね、妖怪は一年中だから。
👱まあね。でも、最近はハロウィンもしっかり日本に定着していて、このあいだ観劇帰りに下北沢のオオゼキに寄ったら、飾るためのカボチャが山積みで売られていた。
👩オオゼキで?やるね、オオゼキ。
👱それようにということで。
👩浸透したねぇ。一昔前は知っている人が楽しむ会みたいな感じだったよ。いや、イベントもけっこうこじんまりしていて、私はそれがけっこう好きだったのだけれど。
👱まあ、私は元々中学生のころからPeanuts Bookでライナスがカボチャ大王の話をするのを知ってはいたのだけれど、実感としてはなくて。で、昔々、ニューヨークに駐在していた頃に郊外のスチューディオに住んでいたのだけれど、そこの住民は建物内だけではなく近隣とのお付き合いがそれなりにあって。ハロウィンの前にお隣の方にハロウィンという風習が有るのを知っているかと訪ねられて、よく知らないといったらキャンディとかクッキーをたくさん用意しておけといわれて。
👩あはは、そうなの.
👱で、その日は、管理人というか建物の代表みたいな方が時間を決めて入り口を空けておくのよ。近所の子供達を招き入れるの。
👩ああ、そうなの。
👱そうしたら子供達が来るわ、来るわ。その建物に住んでいる子供達はもちろん、同じブロックに住んでいる子供たちもいらして。
👩で、お菓子が足りなくなったらいたずらをされてしまうの?
👱されないんだけれど、でも。
👩しょんぼりされてしまうんだ。かわいそうだね。
👱うん、とはいえ、買っておいたお菓子も大方尽きてしまい、最後は出張者の日本人の方がおみやげに持ってきてくださった歌舞伎揚げみたいなお煎餅とかも渡していた。
👩それはそれで嬉しいんじゃない?そうそう食べられるものでもないし。
👱いやぁ、見たことのないお菓子は怖いかも。黒人の子にこれはなんだって見つめられて、上手く説明ができなかったりもした。一応「SENBEI」、「KABUKIAGE」「Japanese rice cookie」みたいなことは言ったのだけれど、きょとんとされた。
👩あははは。
👱まあ、でも今はセキュリティの問題もあるし、ハロウィンとはいってもあんなことはできないのかもしれないけれどね。
👩うんうん。ところで話は変わるのだけれどさ、最近嵌って見ているYoutubeがあるのよ、
👱はい。
👩それがバレエのもので。私、昔、バレエに衣装さんで入っていて。海外の国立、ロイヤルなんとかバレエ団とかなんとか座バレエ団とかの舞台をみているのよ。端から、それで凄く感動して、だからバレエって好きなのよ。オペラも好きだし。バレエやオペラの衣装さんをやっていたのだけれど。
👱お針子さんみたいなことをしていたのね。
👩お針子さんも全然できるのだけれど、お針子ではなくて当日の衣装管理、とにかく運んで早変わりだったら着させてみたいな。だからもう、なんていうの、ほんとマジで裏方、早変わりの番がここだから、出がここだからみたいなことで、バレリーナの女性達の、もちろんバレエのプリマドンナとかオペラで言えば主役級のひとたちのことはみられないのだけれど、私は3番手とか4番手だったり群集のひとたちの面倒をみる人だったのだけどね。
👱ああ、はいはい。
👩海外の人ももちろんだったし、あれだよね、その時には度胸があるというか、普通に日本語で「ねぇ!」とか言いながら交流をしていたから。いい人が多かったからね、あたたかあったかくて。だからバレエも好きだししオペラもすきなのよ。で、最近バレエのYoutubeで見ているのが谷桃子バレエ団という創立74年とか75年くらいのバレエ団の番組で。
👱谷桃子バレエ団、ああ、ありますね。
👩創立者が谷桃子さんというバレリーナなのだけれど、もういらっしゃらないのかな、ちょっとわからない、そのあたりはよくわからない、私は全然詳しいわけではないから、好きなだけで。で、それでね、今までもYoutubeはやっていたけれど、多分外部の人の手も入れてほんとにドキュメンタリー調にしたみたいで。今まで知らなかった日本のバレエ、日本のバレエ界はみたいな。それがおんなじことをいっているのよ、演劇業界と。いっしょというか、日本だとバレエってどれだけ技術があってどれだけ一生懸命やっていても喰えないといってるの。バレエだけでは生活ができない。その,コロナがあったでしょ。だから、どこだったかなぁ、どこだか忘れてしまったけれど、ロシアとか他の国のバレエ学校に行っていた人が帰らされてしまって。めっちゃ力のある人たちが日本に帰らざるをえないというので帰ってきて、そういう方が谷桃子バレエ団にふたりいるのよ。
👱うん。
👩大塚アリスさんと森岡恋さんという方なのだけれど。見ていておもしろくてね、是非に観て欲しい。バレエとかなんにも見たことがなくても大丈夫。その、ドキュメンタリーだから裏側に密着しているし、その中でバレエの映像も出てくるのだけれど、なんにもわからなくても見ていればおもしろいから。
👱バレエはねぇ。
👩いやぁ、おもろいよ、本当に。あの、いろんな情報だったり。あの、11月に東京タワー公演があるのよ。
👱ほう。
👩あの、ちょっと挑戦的なことをやっていて。やっぱりバレエってちょっと敷居が高いじゃない。
👱そうねぇ、まあ。
👩というか、観にいこうと思わないと行かないでしょ。
👱いや、私も最近は見る機会も少ないけれど、バレエはねぇ。
👩はい?
👨バレエって実はとても大好きで。
👩・・・なんだ、そうなんだ。バレエはいいよね、美しくて。
👱その、昔々NYにいたときに、友人にバレエを学びに来ていた女性がいて、彼女がマイヤ・プリンセツカヤの出る公演がパーシャルビューだったら席をとれるから、奢ってくれるなら案内するよっていわれて。
👩えぇ、そうなの。伝説の人じゃないですか。ところでパーシャルビューってなに?
👱全部は見えない席というか一部欠ける2階のバルコニー席の後ろ側だったのだけれど。それでもなんとか彼女を観ることができて、その時多分50歳くらいだったのだと思うけれどほんとうに一瞬ずつがすごく豊かで美しくで。
👩すごいね。
👱それとかパリオペラ座のニューヨーク公演でノエラ・ポントワの黒鳥なんかにも案内されて。目が飛び出るような値段だったけれど。あの軸の全くブレない32回転やそのあとの場内の高揚なんかも目の当たりにして。それまでもリンカーンセンターにくるみ割り人形とか観に行ったりはしていたのだけれど、そうやって彼女に火をつけられてそこからABTとかニューヨークシティバレエなんかも見ることがあって。まあ、駐在の時に圧倒的にたくさん見たのはミュージカルなのだけれど、そのミュージカルの座組にもクラシックバレエのダンサーが加わっていることもあったりして。そんな体験もあってバレエって大好きなのですよ。
👩ねぇ、だったら東京公演、観に行く?というかYoutubeをみると東京タワーの公演をするために劇場に総監督の方がみにいくところなんかも流れているのだけれど、床が群舞にむかないらしくて、モニターとかがあって床がそうで、映像とパフォーマンスが融合するみたいなコンセプトなのよ。だから、少人数の演目が多いやつらしい。それでソロで踊るのよ、アリスさんとか恋さんが。恋さんとかめっちゃ応援していて。恋さんとかめっちゃバイトとかしているの。それで、Youtubeとかをみたら、なんにもない家に。友達のところに居候をしていたのが、カートひとつで、なんにもない状態ではいるの。その、バレエをしている時間よりバイトしている時間の方が長くて悔しいって言っていて、その時間もバレエをすればどんどん上手くなるのにって言っているYoutubeがあるから是非みて欲しい。もう本当に見てほしい。是非見て。
👱うん。ググってみるけれど。
👩しかも、良いのよね。恋さんの演目は、なんだったかな、ジャズダンス的なものだったような気がするのよね。今日観たばっかりだから。あと、アリスさんの方は花魁姿で踊るらしいのよ。しかも、少人数だから、日によって演目が違っていて。私はどちらかというと恋さん推しなのだけれど、アリスさんも観たくて。どちらも観たい。いやぁ、マジで嵌っていて。谷桃子バレエ団はyoutubeでけっこうファンも増えていると思う。日生劇場とかでもこの間やっていて、『くるみ割り人形』を。で、youtubeを見てこれまでバレエを観たことがない人が行っているから。
👨まあ『くるみ割り人形』は初めてバレエを観る人にはとてもよいプログラムだよね。わかりやすいし、日本人の耳にも馴染んでいるし、時間もそんなに長くないし。
👩おもしろいし、ちょっとPOPだしね。でも、白鳥の湖を見て欲しいなぁ。
💁失礼します。お皿をお下げしますね。
👩お願いします。あと、注文いいですか?
💁はい、どうぞ。
👩握りで。たまごとえんがわ、いくら、天使のエビ、あとさざえも。全部サビ抜きでお願いできますか?
💁はい、かしこまりました。さきに注文を入れてしまいますので、少々お待ちくださいね。
👩でも、ほんと嵌っている。あのYoutubeの戦略はすごく正しいと思う。
💁ご注文の続きをどうぞ。
👱私はいくらの軍艦、地だこ、いか、あとたまごをつまみでいただけますか。あぁ、握りはぜんぶワサビたっぷりで大丈夫ですから。
💁はい、かしこまりました。
👩あの、芸術監督の高部尚子さんも教えながら、そういう団体やバレエを広めることをやってて凄いなぁとおもうし、あと1月に「ドンキホーテ」を上演した時にドクターストップがかかって出られなかったダンサーの方がいて、その方が前回の「くるみ割り人形」で王子役をしているのだけれど、その人もめちゃめちゃいいから。でも、今回の公演、観たい人は別々の日にちなんだよなぁ。でもさ、あれだけの技術を持った人が喰えていない現状なんておかしいじゃない。
👱まあねぇ。ところで、バレエといえば、先日吉祥寺シアターで妖精大図鑑という団体を観てきたのですが、ご存じですか?
👩知らない。でもめちゃめちゃ気になるお名前。劇団名ですよね。
👱そうです。劇団名だね。
👩ふーん、でも良い名前。

吉城寺シアター

👱なんか今回が10周年記念公演みたいで。
👩えぇ、10周年なの、知らなかった。若手かと思っていた。
👱けっこう公演も重ねられていて。ファンもついているみたいで。
👩へぇ。
👱あのさ、最近吉祥寺シアターのチラシって凄いでしょ。なんか劇団や公演のキャッチが文字でどんどんどんって書いてあって。「ハイクオリティなダンス!、可愛くてシュールなコント!」とか、「キュートでクオリティの高いEテレの番組のような!!」とか、太字で「妖精大図鑑は伸びるぞー!!」とかね。一方で小さめに「竹やぶを歩いていたらパンダにあった気分です!!」とかいうコピーもあって。
👩あははは。
👱まあそのくらいいろんなものを観ることができますよということで。タイトルが『無関係のジョバンニ』というお芝居でね。そこにバレエがけっこう出てくるの。
👩へぇ。
👱コント的な部分も多々あるのよ。最初にジョバンニが出てくるところから舞台は始まるのだけれど私は2度と舞台に現れませんって言って、実際そうで、舞台が進んでいくと今度はチュウバンニが現れ、ラスト近くにはシュウバンニが出てきたりしてね。そんな風に軽質なコントもたんとありつつダンス的なものがきっちりと舞台を繋いでいくの。クラシックバレエのメソッドで踊るものもあってね。俳優達がみんなそれぞれにしっかりと踊れて目を惹かれるし。以前木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』でも拝見した安部萌さんなどもご出演で、切れもあるし舞台の空気に厚みも作っていて。観ていてウィットのセンスがとてもよいし、洒脱だし。日本でこんなに小粋な語り口の、ただバラバラにコントを羅列するわけではなく身体でもしっかり楽しませてくれる舞台を観ることができるなんて夢にも思わなかったので、もうほんとワクワクしてしまって。
👩妖精大図鑑さんかぁ。
👱うん。
👩凄いなぁ。えぇ、観てみたいな。映像とかあるかなぁ。
👱あぁ、あるかもしれない。
👩ちょっと調べてみるわ。なんかさぁ、バレエって武器だと思うんだよ。
👱それはもう、間違いなく。
👩刀みたいなもの、日本刀みたいなものだとも思うんだよ。磨かれているし、美しさが出るというか。肉体の美がそこにあると思うんだよ。特に女性の。
👱そうそう、バレエが作品に入ってくると舞台の空気の動き方がもの凄く研がれるのね。
👩そうね。
👱根本宗子さんところの公演でもバレエダンサーの山之口理香子さんが入ると舞台の呼吸が全く変わるしね。
👩違うよねぇ。梅棒、吉本のバレエ芸人のけっけちゃんという方がご出演だったのよ。Youtubeで「けっけチャンネル」をされている方で。正しくは松浦景子さん、その方が梅棒に出て入らして。狐の妖怪をされていた気がするのだけれど、私知らなくてさぁ、梅坊さんのそれは観ることができなかったのだけれど、でも、やっぱりそういうことなのだよね。このけっけさんって凄い人でさ、Youtubeで自分で過去の自分に駄目出しをするっていうやつを出しているのだけれど、もうボロクソに自分のことを言うのだけれど、でもしっかり実績がある方なのよ。で、実際に見ていてもすごく表現の豊かで、きっとお芝居などでもしっかりと場面をつくることができる方なのだろうなって思うの。わからないから、なんだろうな、すごく自分で貶してはいるけど、でも結果とても綺麗にみえるし。私は「けっけチャンネル」で足の甲がぺちゃんこじゃだめなんだとか、聞きかじりだから正しい知識ではないのかもしれないけれどそうなのだなぁとか見てたり、「谷桃子バレエ団」のチャンネルで新しいことを知ったりとか、要はさ、というか言ってしまえば私は気になるからいろいろとしゃべったりもしちゃうけれど、観客は知らなくてもいいじゃない?
👱まあそうですね。
👩知らなくても、観たら楽しませるよというものを作ってくれているはずじゃない。で、それでいうなら歌舞伎だってそうじゃない。わからないよ、でも、借りればいいのよ、イヤホンガイドを。分かるから。イヤホンガイドはいらないなというときにははずして、分からないときにつけていけばだんだん分かってくるから。バレエだって、バレエって確かにいままで敷居の高さというか知ることのできる場所がなかったとは思うの。でもけっけさんが、バレエあるあるとか、おもしろおかしくね、こうハードルを低く下げてくれて、なんかこうね、ありがたいなと思う。これまでそのおもしろいものを知ることができなかったから。
👱まあ、バレエということでいえば、私は白神ももこさんとかも大好きだから、
👩うんうん。
👱今はキラリ☆ふじみの芸術監督をされていらっしゃるけれど。
👩へぇ、そうなんだ。
👱うん。でもモモンガコンプレックスはおもしろかったですよ。今でもおもしろいけれど。
👩モモコン、好き。面白いよね。
👱昔から追いかけていたけれど。あそこのベースはどクラシックバレエじゃない。
👩うふふ、そうだね。でもそうして考えると、谷桃子バレエ団がやろうとしていることは挑戦だなと思うの、東京タワー公演。面白いなぁと思うし、Youtubeを展開したことで新しい客層を開拓しているようにも思うし。私もいこうかなぁって思うし。もしかしたらここで二人新たにいくかもしれないわけじゃない?
👱まあ、そうだね。だから、改めてバレエは好きだよ、私。
👩なんかわからないけれど、今年の6月ぐらいにリニューアルしたみたいで。さっきも言ったけれど、それまであんまり伸びていなくて外の人を入れたのではないかと思う。それから面白くなった。見ていて知らない世界、苦しみとか現状みたいなものをわかりやすく見ることができるから、今まで全然バレエを見ていない私がさ、偶然yYoutubeにサムネールが流れてきて、見てみようかなぁと思って見たの、多分。それが掴みやすい。全然知らなくても興味深く見ることができるから、あれはめっちゃよかったと思うな。だから、あれはいろんな人に観て欲しいの。現状はきっとバレエをやっている人の方が視聴者としては多いから。知らないと思うから、みんな。見て、谷桃子バレエ団チャンネル。めっちゃおもしろいよ。演劇をやっている人は一緒だなって思うから。
👱まあ、クラシックバレエに限らず身体がきちんとできる人が一人座組にはいると、舞台が表現する世界ががらっと変わってしまうから。少し前になるけれど、ロロという団体があるじゃない。あそこが、『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』と言う舞台を上演したのね。主宰の三浦直之さんが50人くらい分のキャラクターをイメージして短いテキストを書いて、それを6人の俳優達が舞台にしていくという試みでね。確かにひとつずつの世界は独立しているようにも思えるのだけれど、不思議と繋がりとか脈絡なんかも出てきて、そのバラバラの俯瞰の先に世界を感じることができたりもしてとてもおもしろかった。

東京芸術劇場
ロロ シーン構成表

👩それはおもしろそうだね。尖っているね
👱ロロっていろんな演劇の枠を使ったり、新たに枠をつくったり、その中で遊んだりがとても巧みな団体なのだけれど、そこから単にその枠だけではない世界が生まれてくるのがとてもおもしろい。高校演劇のフォーマットをつかった「いつ高シリーズ」とかほんとうに広がりのある素晴らしいアイデアだとおもったし。
👩うんうん。
👱でね、今回の作品もおもしろかったのだけれど、そのキャストの中に北尾亘さんがいたのよ。
👩ああ、北尾さん、好きです。
👱彼がひとりはいっていると、その表現のふくらみがまた全然違って感じられるのよ。
👩ねぇ、あの人すごいよね。
👱まあ、彼なんかは、もちろん他のキャストとの調和も上手くとりながら物語を編んではいたけれど、ああいう天才がひとりはいるとやっぱり表現の幅が全然ちがう。
👩私、鍛えられた肉体というのは、とても良い意味で見世物だと思うし。
👱観る側の観る懐をひろげるよね。あと、やっぱり小さい頃からずっとやっている人達っていうのは違うんですよ。ダンサーに限らず、歌舞伎役者でもプロ野球選手でもテニスプレイヤーでもみんなそうだけれど。
👩それはそうよ。
👱土台ができているというか。
💁ハマグリの酒蒸しでございます。お熱いですから気をつけてくださいね。
👨うふ、おいしそう。そういえば、お芝居ではチタキヨの『マイン』を観てきましたよ。
👩チタキヨ?
👨うん、米内山陽子さんが主宰の。
👩米内山陽子さん?聞いたことがあるなぁ。
👨チタキヨって作家ひとりと女優3人の団体なのよ。
👩へぇ。おもしろいね。

イズモギャラリー

👨みなさん、同い年でアラフォーでね。田中千佳子さん、中村貴子さん、高橋恭子さん、米内山陽子さんの名前の最初を取ってチタキヨ。同い年だから、その年代が共通に抱えている今のことを作品の中に編み入れながら、ときに苛立つし共感もするなかで、描いてくお芝居にまぁ説得力のあること。しかも米内山さんってそういうシチュエーションのなかで人の抱き思う気持ちを描き出すのがすごく上手いのよ。彼女は『魔法使いの嫁』の脚本を担当していたり、また舞台での手話通約では第一人者だし、実際に作品を観るたびにその才能の有機的な奥深さに感じ入るのだけれどね。団体としても齢を重ねられるごとに益々冴を感じるし、一方で今回の作品だと、まあそろそろ老後が遠くに見えてくるお年頃でもあるわけですよ、40才を超えると作品のなかにNisaとかidecoとかが出てきたりしてね。そういうのを取り込むあたりもしたたか。
👩うわぁ、あはは。気になるところだ。マジで気になるところだ。そこはね。
👨その年齢になるときっとみんな老後が心配になるようにもなりはじめるから。税理士の役があって「だったら老後までにいくらかかるか計算しなさい」みたいな台詞を言わせたりもして。
👩うふふ。お金に働かせなさいみたいな話ね。
👨そうそう、そういうノウハウも自然に織り込まれていたりして。ましてそれをイズモギャラリーみたいな小さなスペースでやるから、まあ、若い人はなんのこっちゃなのかもしれないけれど、けっこう身につまされてうんうん頷いている同年代とお見受けする方もいらっしゃって
👩あはは。
👨というか、なんだろ、お芝居とともに作る側も観る側も齢についての味わいを重ねていくというのはよいなぁって思って。
👩うんうん、そうね。
👨こう自分の間尺に合ったお芝居というか、年齢にあったお芝居を作りそれを演じてくれる人がいるっていうのは劇団としてとても作家としても素敵なことだとおもうのね。
👩そうだね。なるほどなぁ、いろいろと思うことがある。
👨俳優も若い頃からいろんな積み重ねがあるのだろうけれど、みんなで一緒に歳相応のものを作っていくというのも素敵だなぁと思う。
👩ところで、話は全然違うのだけれど、バクチクの桜井さん、亡くなられましたねぇ。
👨ああ、そうですね。
👩世代ではないのですけれど、ビジュアル系とかそちらに嵌ったこともあったから。衝撃がでかいなぁ。ショックだったなぁ。しかもライブの途中に運ばれていてさ。
👨うん。まあねぇ。でも、私は谷村新司さんもショックだったけどね。
👩いやぁ、それもショックだった。本当にね。いろんな人が亡くなってしまうね。
👨私さ、中学生のころ、ラジオを聴き始めたころに嵌ったのが谷村新司さんでね。そもそも、彼ってアリスを結成する前にザ・ロック・キャンディズというバンドを組んでいて。その頃の曲も知っていたりもしてね。で、私も私の古い友人もその頃から谷村新司って聴いていたから、もううん十年聴き続けていたから、若い頃彼がラジオでどんな下世話なことを言っていたかも思えているから。
👩そうなんだ。そんなイメージはないけれどなぁ。
👨今はもうすごい人格者というイメージしかないじゃないですか。でも私にとってはそんなイメージだけではないから。
👩ええっ、エロオヤジだったの?
👨エロおにいちゃんだったの。
👩うふふふ。
👨彼は桃山学院大学出身じゃない。当時関西ではみんなピン大って読んでいたのだけれど。ピン大のエロ兄ちゃんだったの。
👩あはは、ピン大のエロ兄ちゃんかぁ。
👨まあ、そういう時代を知っているのでね。
👩うふふ。
👨そうだ、時代といえば、このあいだ王子小劇場で「KUROGOKU」という団体の舞台を観てきたのね。初見の劇団だったのだけれど。あの、如月小春さんの『DOLL』という戯曲をかけたのですよ。彼女は、世代で言うと夢の遊眠社の野田さんとか第三舞台の鴻上さんあたりとおなじ括りになるのかな。つかさんとかよりは少しあとの世代なんだけれど。ただ、彼女は43才で夭折されたのですよ。まあ、演劇鑑賞の基礎知識みたいなもので名前は知っていたのだけれど、その作品が上演されるのを観たのは多分初めてで。で、実際に観ると、そのころの野田さんの発想の超越感や鴻上さんの時代を切り取るセンスとはまた違った一種の軽さと鋭さがあって、私が知らなかっただけなのかもだけれど、シェークスピアをやるとかいうのは違う語り口で今風の演劇を歩ませていくひとつの導標になった作品だったようにも思えるのね。で、如月さんってこんなものを作る人だったんだって、この歳になって思って、ある意味原点回帰に立ち会ったような気分にもなったのね。

王子小劇場

👩うんうん。
👨お芝居の内容はというと、当時女学生達が集団で入水自殺をしてしまうという事件があったらしくて、そのことをテーマに書かれた話のようなのだけれど、ある意味でのティーンエージャー達の死へ箍の外れ方の軽さというか
👩はい。うん、なんかぎゅっと来るね。
👨一種おもしが外れているようなというのかな、そういうものが感覚として伝わってきて。
👩うん。
👨そこは寄宿舎のある学校でね、その中に暮らしてひとりずつが抱えているものとか、確執とか、共感とか、男の子への憧れ、それも恐ろしく純情な、今だったらコミックのネタにもなりそうなあこがれやその想いの受け取りかたとかが描かれてもいくのだけれど、それとは別に事実の枠組みや客観的な風景を描く右眼、左眼、右耳という存在が重ね合わされていくの。
👩右眼、左眼、右耳という役があるということですか。
👨そう。実際の戯曲の設定には左耳もあるみたいだけれど、それは上演の都合で省かれていたみたいで。
👩面白いね。
👨その役は軍隊の制服みたいなものを着ている感じで、こうだ、こうだ、こうだ、みたいな感じなのだけれど。
👩なんか、小説を読んでいる時みたいな感覚だね、それって。小説を読んでいるときってさ、自由に自分の演出をして読んでいるなぁって思うの、私は。
👨ああ、なんかわかる。
👩舞台の方があえば舞台だし、その場にいるような感じで読む時もあるし、私はけっこうそっちなのだけれど、そのなんだろうなぁ、その登場人物っていうことで小説を読んでいるときに観ているわけでもなく、なにかちょっと俯瞰というわけでもないけれど、人より少し近い感じでその場にいて人物達が動いているのを目撃しているような、主人公視点の作品なら、主人公の目を通して一緒に動いているような作品があるのだけれど、その時に浮かんでくる感覚って、なんかそんな感じな気がすると思う。そういう作品だった時にはね、両方の眼と耳でという、また別々でみたいな感覚はちょっとある気がしている。それを具現化しているのはおもしろいなぁと思う。
👨なるほどね。まあかれらの存在や台詞が枠になって、そうして死が訪れて、最後のシーンではその死の先で女の子が5人リラックスして女の子トークをしているという。
👩へぇ、おもろい。めちゃめちゃおもしろいじゃない。
👨それには私も痺れてね。
👩なんか、あんまりないものね。
👨もちろん観ていて俳優達もすごくしっかりだとはおもうのだけれど、やっぱり戯曲の凄さというか、それが40年前に編まれたということにもかんがえるところがあって、。
👩うん。
👨その戯曲って、いま Web上 (←ここをクリック)でも読むことができるのですよ。まあ、戯曲を読んだだけでは上演をみるようにはぴんとこなかったりもするのだけれど。
👩そういうのもあるよね。戯曲で読んだときにはあんまり面白くなかったけれど、だからこそ演出が光る、おもしろい。舞台になったらおもしろいみたいな。
👨そうそう。
👩でも、役者と演出は大変だったろうね。うん、作り手が大変だったろうと思う。
👨うん。作り手にとってというか俳優にとってその役を演じることの意味が降りてくるまでには相応の時間が必要だったのではないかなぁとおもうのね。
👩でもさ、今回の場合はちょっとわからないけれど、でも、演出がいうそういう意味では0/100というか0/1だったのではと思うけれど、演出の負荷がすごくない?だって演出が生み出さないとその演出はないわけじゃん。いくら戯曲があるとはいえ、というかむしろ戯曲があるからこそ演出は0/100、0/1だと思うのよ。0から1を生み出すという一番苦しいことをしていると思うんだよ。 
👨演出は戯曲に委ねてきっちりと作っている感じがしたけれどね。
👩ああ、そっちなの。私はてっきり。戯曲を読んだだけではあまりだとすれば、
👨戯曲を読んだだけではイメージがあまりうかばなかったのは事実なのだけれど、またそれをどう形にするのはおっしゃったとおり演出家の判断なのだけれど、今回はだからといって演出が戯曲から離れるようなことはなかった。正直なところ時代も全然違うわけで、いまそれを置かれると陳腐な感じがすることもあるわけですよ。でも、そこのところも忠実に、言葉やニュアンスを守って作られていて、それが舞台と交わった瞬間に浮かび出す瑞々しい感覚を浮かび上がらせることに成功していたように思う。
👩なるほどね。うーん、そろそろお腹はいっぱいなのだけれど、もうちょっとだけ食べたいなぁ。すみません。
💁はい。
👩ハイボールと、
👨じゃあわたしももう1杯だけ。
👩それと玉子のにぎりをもう1貫ください。
💁ハイボール2杯と玉子の握りですね。
👩はい、お願いします。あの、あれなんだよね。玉子は冷たくて良いのだけれど、しゃりがほんのり温くて海苔が巻いてあってぱりぱりというのが私にとって至高の握りなのだけれど、あんまりないんだよね。
👨あぁ、そうかもしれないね。
👩それって、しゃりがしっかりしていて、海苔が毎回直前に巻かれていて、玉子は冷蔵にもなっていていいのだけれど、甘い感じで。地元にいたときって回転寿司もそんなにチェーンがあるところではないけれど、ちゃんと握られていて美味しかった。それが当たり前だったのだけれど、東京にきたら全然それが当たり前ではないことに気がついて。
👨なるほど。
👩まあ、地元でも、たばこのフィルターがお味噌汁に入っていて、「あぁ、貝柱だ」って食べたら気持ち悪いって大問題になったことがあったのだけれど。
👨うわぁ。
👩そのときはおかあさんがめっちゃ言ってくれた。「あの!!」って強く抗議してくれた。
👨それは至極まっとうな抗議だね。ところで、カシューナッツ揚げってなんだろ。
👩注文してみれば。
👨そうだね、最後のハイボールのアテに。すみません。
💁はーい。
👨カシューナッツ揚げをください。
💁かしこまりました。
👩ということでそろそろこれからのオススメを少し話そうかな。
👨ああ、そうですね。
👩おねえさんからのおすすめとしては、さっきも言った谷桃子バレエ団の東京タワー公演、これは是非観て欲しい。みんな観て欲しい。
👨あとね、「なかないで、毒きのこちゃん」の前回公演が中止になったじゃないですか。
👩あぁ、そうでしたね。
👨で、その次回公演が決まって、『サモエド』というタイトルの舞台を11月にやります。
👩はい。
👨あとね、もうひとつ、去年「ムニ」という団体が『ことばにない 前編』というお芝居を上演したのだけれど。
👩前編?
👨うん、前編。4時間くらいのお芝居だったのだけれどね。休憩込みで。
👩えぇ、前編4時間・・、TRPGかよ。
👨うふふ。まあ、観る分には時間を全く感じなかったのだけれどね。その後編の上演がやはり11月にあってね。
👩後編も4時間とか?
👨噂では4時間半くらいみたいだけれど。
👩もうさ、私思うのだけれどさ、4時間だって全然みたいよ、観たいけれどさ、自由に観させて欲しい。昔お芝居を観に行ったらおざぶを渡されて、好きなところでみて良いですよというのがあったんだけれど、そういう感じで見させて欲しい。もちろんスペースとして観客用とかいうのはあってもいいから。
👨会場はアゴラなのだけれど。
👩アゴラかぁ。
👨で、前編の時には終演時にやっぱりみんな腰をさすってたね。
👩うふふ。でもさぁ、歌舞伎だって2部制でやると上演時間って4時間くらいあるじゃないですか。確かに腰は痛いけれど耐えられないほどではないなぁ。
👨あれは、歌舞伎座の場合延べ4時間だけれど、間に35分休憩とか20分休憩とかのべ1時間近い休憩があって実質1時間近くは休んでいるわけじゃない。
👩ああ、そうだね。ということは、ムニのお芝居でもいるのよ、30分休憩が。少し開演時間が早くてもいいから。
👨まあね、でも休憩を最小限におさられていることでの観る側のテンションもあるからなぁ。
👩でも、それではだめだわ。歌舞伎座の場合、休憩時間にゆっくりと劇場内を歩けるし、そもそも席も若干は広いし、休憩時間であれば席でお酒も飲んでもかまわんし、お菓子もつまめるし、それと同じことをアゴラでやれって言ってもやっぱりムリだものね。休憩と言われてもそんなにできることはないしでは、基本的にはずっと同じ椅子にすわっているのだものね。難しいねぇ。歌舞伎でも4時間やっているからこちらもいけるだろうっていうのは難しいかも。
👨しかも、歌舞伎の場合って何本かの狂言がかかることが多いのだけれど、「ムニ」は通し狂言だからね。
👩うふふふ。
👨しかも作品がとても良いというか作り方がとても上手くて気がついたらほんと集中しているのですよ。自然に集中している。
👩うふふ、おもしろいんだ。でも、それって終わったときに腰が爆発するバターンじゃないですか。集中していると腰なんて気にしなくなるからさ、観終わったあとにそこまでに溜まった負担で腰が。なんか腰が爆発しない方法はないのかなぁって。私はその段階で観にいけないかもだもの。腰に爆弾を抱えている人間は、まじで観ていられなくなるから。
👨うふふふ。
👩腰痛持ちは増えていくのだから、考えてぇって。でも、思うわ。私が前に話に出している東京ディスティニーランドさん、旧吉田ミサイルさん、かれも何十時間とか平気でされる方だから。ただ、会場が狭くても自由にできる場所があったから。腰を伸ばせる場所とかね。
👨なるほど。でも、まあ、楽しみですよ。前半を観て後半を観ないという選択肢はまったくないから。
👩なるほどね。
💁ハイボールとたまごの握りです。
👩はーい。ありがとう。
👨では今夜はこのくらいにしましょうか。
👩そうですね。うん。
👨それでは演劇のおじさんと
👩おねえさんでした。
👨私たちも、たまごのにぎりとカシューナッツでハイボールを飲み終えたら帰ります。おやすみなさい。

吉祥寺シアター

(ご参考)

・谷桃子バレエ団のyoutube コンテンツには以下から観ることができます。

https://www.youtube.com/@tmbcompany

・妖精大図鑑『無関係のジョバンニ』
2023年10月23日~25日@吉祥寺シアター
脚本:飯塚うなぎ
演出:永野百合子
出演:安部萌、神保治暉(エリア51)、住玲衣奈、
中村亮太、畑中実、平山犬、
飯塚うなぎ(妖精大図鑑)、永野百合子(妖精大図鑑)、
【声の出演】浦井のりひろ(男性ブランコ)、平井まさあき(男性ブランコ)

・ロロ『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』
2023年10月7日~15日@東京芸術劇場シアターイースト
脚本・演出:三浦直之
出演;⼤場みなみ、北尾亘(Baobab)、⽥中美希恵、
端⽥新菜(ままごと)、福原冠(範宙遊泳)、松本亮

・チタキヨ『マイン』
2023年10月16日~22日@イズモギャラリー
脚本・演出:米内山陽子
出演:田中千佳子、中村貴子、高橋恭子

・KUROGOKU『DOLL』
2023年10月18日~22日@王子小劇場
脚本:如月小春
演出:黒柳安弘(KUROGOKU)
出演:出演:柊みさ都 、倉田みどり、藤山ももこ
佐々木奈緒、元山日菜子 、小橋杏佳
松井愛民 、 石田梨乃 、 菅原茉利奈 、 柳町明里(劇団身体ゲンゴロウ)
中前涼眞 、 畳谷洋登 、小坂広夢(声の出演)
(team L,teamRの2バージョンで上演)

(今後のオススメ)
・谷桃子バレエ団 『TMB DANCER’S Show Case Vol.1』
2023年11月10日~12日、23日、25日、26日
@RED TOKYO TOWER
公演詳細については以下を参照のこと
https://www.tanimomoko-ballet.or.jp/red_tmb/index.html

・なかないで、毒きのこちゃん『サモエド』
2023年11月15日~11月19日@小劇場B1
脚本・演出:鳥皮ささみ
出演:植田祥平、森田ガンツ、芳田遥(以上、なかないで、毒きのこちゃん)
青木絵璃、岩原正典、亀岡孝洋(カムカムミニキーナ)、
富山えり子、中田麦平(シンクロ少女)、波多野伶奈、
森耕作

・ムニ・宮崎企画『ことばにない』後編
2023年11月9日~19日@こまばアゴラ劇場
脚本・演出:宮崎玲奈
出演:石川朝日、浦田かもめ、黒澤多生(青年団)、
田島冴香(FUKAIPRODUCE羽衣)、豊島晴香、南風盛もえ(青年団)、
藤家矢麻刀、古川路(TeXi’s)、巻島みのり、
ワタナベミノリ、和田華子

いいなと思ったら応援しよう!

演劇のおじさんとおねえさん
よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは我々の会話をより多岐に豊かにするために使用いたします。よろしくお願いいたします。