130万人の中には入れてもらえなかった
やっと50%を超えたらしい。「国民のおよそ2人に1人がカードを持っていることになる」寺田総務相が誇らしげにコメントを発表した。健康保険証を廃止して一体化したカードに切り替えるとか、運転免許証のかわりにするとか、強引に旗振りすれども、現場は動かない。
9月が取得奨励金の期限だった(後に延長された)。健康保険や銀行口座の申告はしないで、まあ、持っててもいいかな、5000円くれるなら、くらいのつもりで期限前に重い腰をあげた。
申込用紙をダウンロードし、写真もスマホで撮って、ウエブ申し込みをしたのが9月20日すぎだった。あれから1ヶ月、なにも音沙汰がない。
個人番号カード交付申請書受付センターです。
申請受付が完了しました。
申請内容を確認後、発行手続きを行います。
発行手続きにはしばらくお時間がかかりますのでご了承ください。
発行手続きが完了しましたら、お住まいの市区町村より交付通知書が郵送されます。
と、受け付けたとのメールはすぐにもらってます。
交付者数は、9月末時点では49.0%(6170万人)、10月18日で50.1%(6300万人)になってやっと半分を超えた。
「しばらくお時間がかかります」というから9月中はムリとしても、1ヶ月もたてば何とかなると思ってましたが。この間に増えた130万人には入れてもらえなかった。
まあ、いいんです。急ぎません、必要性は感じてませんから。
でもねえ、毎日のように強面のデジタルおじさんが登場して「早く申し込め」「義務化するぞ」と国民に言っている割には、手続きが遅い。旗は振れども現場は動かず。足元のデジタル化がまだできてないのでしょうか。