見出し画像

そろそろマイナカード

一枚にまとめるというのが便利なようで反面、リスクが高いのじゃないかと思ってきました。はじまって6年、そろそろ「こなれ」たでしょうか、マイナカード。

新規取得で5千円、保険証と年金口座登録で1万5千円、つごう2万円のポイントが付与されるという。わるくはありません。

でもねえ、使い道をしらべても、あまり役にたちそうじゃないのです。

個人番号なんか使わないし、免許証があれば身分証明になる。健康保険証や診察券が不要になれば別だけれど、それはまだ無理でしょう。住民票や戸籍謄本が欲しいときには便利かもしれません。コンビニでとれるそうですから。確定申告や介護申請など、これから必要になるかもしれませんね。

「人間の選択は『どちらが得か』かより『どちらのエラーが深刻か』という軸で下されることが多い」と小林さん(南山大学)はいいます(エラー管理理論)。

そう、「マイナカードを持つのと、持たないのではどちらがリスクが高いか」ということですね。

カードを持つと便利にはなるだろうけれど、カードがなくても今は回っている。わたしの場合さしせまっての必要性を感じない。だから、持った時の紛失や情報漏洩のリスクの方が圧倒的に高いことになる。

そのリスクが2万円で補える、ということですね。