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人数の多いweb会議は楽チンだ、しゃべる人だけが仕事している?
昨日のweb会議は親会社の関係部門との定例会。10人以上いた向こうの出席者の紹介もなしに、いきなり、ウチの経理担当が上半期の業績報告をはじめたのです。相手もわからずによくしゃべれるものだと半ばあきれ、感心し、戸惑いました。
どこかの総理大臣のように、彼も棒読み。損益計算書や貸借対照表の数字を上から順に、いつものように舌足らずの早口で。そそくさと読み終え、
「はい、次は営業報告です」
とこちらにバトンがまわってきた。
これには困りました。
何故いきなり始めたのか、経理担当者にあとで聞いてみると、
「いつものメンバーでしょ、だから」
という。彼が話す相手は親会社のトップと経理担当者、他は目に入っていないのだ。
経営結果数字は無機質、誰が報告しても数字は変わらない。いくばくかの意思を入れて説明しても、それはそれ、要は数字だけ。なるほど。
でもこれ、わたしにはできません。
こちらの話す内容がわかっているのかそうでないのか、興味があるのかないのか。相手の顔をみながら、その場で微調整していくのがふつうでしょう。棒読みするのなら、録音しておいたのを流せばすむじゃない。
web会議は回数をこなしたつもりでも、一向に慣れません。話す方もそうだし、聞く方も見えないところではリラックスしていても、出てくる言葉は「よそいき」。一歩突っ込んだ話をしずらいと思うのは、わたしだけでしょうか。
会議を振り出しに戻して、出席者の顔出し紹介からやり直しました。
それでも、「報告会」のあとに、ほんの少しおあいそのQAがあっただけ。
何人かの出席者が興味をもてるように話題をつくって気をつかったつもりなんですけど。
やっぱり、その他大勢はリラックスして、聞いてくれてないのかな?
げげげ
20210831
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