身勝手な思いの垂れ流し
「自分の喜怒哀楽を種としながら、さらに人間誰もが持つ何かを掴んでいるかどうかだ。これが無いと、歌は単なる告白になり、身勝手な思いの垂れ流しとなる」
坂井修一さんの日経コラムです。
毎日noteを振りかえり、こころが痛み、頭悩ませた先日の日曜日でした。
身近なことの気づきをネタに、ほぼ毎日。読んでもらってなんぼの世界だと心にしばりつけ、うんうんうなりながら文字を起こしてきました。でも、「身勝手な思いの垂れ流し」といわれれば、そのとおりかもしれません。
沈んだ心に光明をさすアドバイスもあります。
「80歳を超えて短歌を始めた人がたくさんいらっしゃる。こういう方々に共通するのは、歌作り以前の人生経験の豊富さと、それに裏打ちされた観察眼の確かさだ」
80歳はまだ遠いけれど、人生経験と観察眼、そう、ojinseye(トシヨリの視点)がわたしのよりどころ。これを高めればいいんだとの解釈をして、明日もまた毎日noteを描こうと思いました。
まだまだ、「身勝手な思いの垂れ流し」は続きそうですが。