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安全のポイントは、近づいてくる人の目をじーっと見つめること

銀座4丁目の交差点で高校の同級生に声をかけられた。朝、8時前。歩いている人は少なく、もちろん買い物にはまだ早い。彼は有楽町駅から築地方面への出勤途中、こちらは逆向き。
「よくわかったね。マスクしてないから?」
「向こうからくる人からは目をそらさないからね」

10年以上、仕事の関係でアムステルダムに駐在していた。5-6年前に帰国したが、その後も出張ベースで渡欧していたという。
「アムスは治安がいいとは言えない。街を歩くときは、通りすがりの人の目を見て、安全な人かどうか確認していた。帰ってからも、癖がついちゃって」
彼は近眼である。メガネをかけているが、よく見えるところまで近づくのだそうだ。

彼によると、相手の目をじーっと見て、そらさずに近づくのがポイントだそうです。もし相手がなにか悪いことでも企んでいるとしたら、顔を見られたくありませんものね。

だから、寄ってきたのか。わたしは安全だったようですが。

スマホを見ながら歩いている人、横断歩道を渡っている人、よく見かけます。危険なのはクルマだけじゃありませんよ。せめて、すぐに写真撮影モードに切り替えできるようにしておきましょう。