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ネクタイはメガネ拭きか、よだれ掛けか

ネクタイをしめるのがが嫌いで、どうしてもというとき以外はしません。
ロボット学者の石黒浩さん、同好の士でした。
「欧米に迎合しているだけですよ。メガネを拭く以外にネクタイに何の意味があるのか」(日経新聞)
スカッとしましたね。

かねがね、ネクタイは「よだれ掛け」だと主張してきました。あらたに「メガネ拭き」という用途を教えていただき、ありがとうございます。ネクタイ不要論推進の例に使わせていただきます。

ずいぶん前ですが、取引先の社長の奥様からネクタイをいただいたことがありました。製造会社の社長ですからいつもは作業服です。あらたまった席にはネクタイをしめるのですが、帰ってくると必ずといっていいほど、食べ物の「汁」がついているのだそうです。
「よだれ掛けですが、使ってください」
とブランドネクタイをいただきました。

こちらもその社長と同じです。「しみ」のついたネクタイはみっともないので、いつもは使い捨て同様のネクタイでした。奥様が見かねたのかもしれません。

ウチの会社は5月から10月いっぱいはクールビズでネクタイは不要です。が、それを過ぎると着用しろということになっています。社員規程のどこにも「ネクタイ着用」とは書いてないのにね。ですから4-5年前からは社内ではノーネクタイで押し通しています。

最初はひとりでした。でもここ最近は同好の士が増えています。
「よだれ掛け」に「メガネ拭き」。もっと他の使い方も考えて、ネクタイ不要論を推進したいと思っています。