家族旅行は現地集合、現地解散がおすすめ
家族旅行はできるだけ現地集合、現地解散を取り入れています。
理由は、気ままなひとり旅をしたいのと、家人との会話の話題づくりのためです。
ひとり旅は「気まま」でいいと思うのは、あらためて言うまでもありません。
「せっかくだから、一緒の方が楽しくていい」
と思っている方は大勢いらっしゃるでしょうし、それを否定するつもりもありません。
でもせっかくの機会だから、電車の時間も、寄り道も、ウイスキー片手の本読みや景色ながめも「気まま」に、ひとりの時間をもちたいと思いませんか。
もうひとつの「話題づくり」について少し説明します。
トシヨリがふたりになると会話が少なくなります。せめて食事の時くらいおしゃべりしながらと思うのですが、だまって黙々と箸を運んでいるカップルをよく見かけます。子供がいればそうはならないのでしょうが、ふたりのときはウチもそうなりがちです。
旅行は途中で見聞きしたことを話題にするよい機会です。でも一緒だとふたりとも同じ情報を持っているわけですから、
「そうだったね」
程度であっさりと済んでしまう。
あらためて感動が大きく盛り上がって、会話が長く続くことはまれです。
一方、現地集合の場合は感動を共有してません。だからそれを相手に伝えたいという気持ちが強く前に出ます。スマホ写真もあります。そうなると自然と会話がはずみ、また続きます。現地解散で家に帰ってからも同様です。
家人も最初はひとり旅、現地集合にためらいがあったようでしたが、それは乗り換えなど交通手段に対するリスクを思ってのこと。慣れてくればそれほどでもなく、思いどおりにわがままができることのほうが勝っているようです。
いかがでしょうか。
トシヨリだけでなく、若い人もたまに試してみるのもいいと思いますよ。