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ポケットひとつ、荷物もひとつ

新年早々、また「忘れ物」をやってしまった。「ポケットひとつ」を忘れないための原則と心に決めていたのに。自戒をこめて失敗談です。

整理整頓が不得手、したとしても何日か経つと決めた分別ルールを守らずに適当にやってしまう。だからできない。そんななかでひとつ守っていたのが「ポケットひとつの原則」。そう、野口悠紀雄さんの教え(「超」整理法)です。

ポケットといっても実際のポケットじゃありません。収納場所のことです。note描きのメモ書きやpdf資料、原稿と推敲などすべてgoogledocにいれる。切り抜き記事などは時系列にスクラップ帖に綴じずにはさむ。この方法だと、必ずここにあるという信念をもって探すことができます。非常に気に入ってます。

それと同じで会社にいく時も旅行に行くにも、リュックひとつにきめてました。手帳も資料もケータイもそこになければ、忘れてきたのだと見当がつきます。

それなのに、魔が差したというのでしょうね。大阪に会社から1泊出張に行くのに、着替えと会議資料でいつもの通勤リュックがパンパンになった。なんとか入ったからそのままでよかったのに。新幹線車中で取り出したいからと、トートバッグに分けてふたつ持ちにした。

新大阪に着いて席をたつと声をかけられた。偶然ふたつ前に別の部門の若いのがいたらしい。赴任の途中だという。じゃあ飯でもと誘って駅地下で飲んでいるうちに、支店のAさんを呼ぼうということになって店をかえた。

ホテルに着いて気がつきました。いつもどおり、リュックしか背負ってない。ふたつめはどちらかの店に置き忘れたようだ。電話をしても遅い時間なので店は出ない。

何が入っていたか。幸い会社の資料はリュックの中、トートには新幹線で取り出しやすいようにと文庫本、新聞スクラップとメモ書き、眼鏡などだったはず。何度も思い返して、なくすと致命的なものはなかった、明日探すしかないと自分を納得させるのに時間がかかった。

気がついたら日付が変わってました。なんと、毎日noteの投稿、連続回数が振り出しというオマケまでついてしまって大反省です。

ひとつにしておけばよかった。いつもひとつなのに。

そうそう、翌日電話すると1店めにありました。保管ありがとうございました。