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許容?

ほぼ日noteを書く。その時の自分の思いを言葉で表わしておくことで、あとで振り返ったときにその揺らぎを捕えられる、というのがその理由のひとつです。本音が現われるときもあれば、それを押えこむときもあります。あらかじめこの行ないをお断わりしておかなければなりません。

すみません。上の文意は特にありませんが、お時間のある方は次の文と比較してみてください。

ほぼ日noteを書く。その時の自分の思いを言葉で表しておくことで、あとで振り返ったときにその揺らぎを捕らえられる、というのがその理由のひとつです。本音が現れるときもあれば、それを押さえこむときもあります。あらかじめこの行いをお断りしておかなければなりません。

わかりましたか?そう、送り仮名のちがいです。

表わす→表す
捕える→捕らえる
現われる→現れる
押えこむ→押さえこむ
行ない→行い

左が旧「送りがなのつけ方」(1959年内閣告示)で、右が新「送り仮名のつけ方」(1973年同)です。これくらいの漢字はたぶん小中学校で習ったのじゃないかと思います。もちろん、送りがなも。だから、わたしなどは「旧」育ちになり、左です。しかも、パソコンには学習機能がありますから、最初の文になります。

最初の文をwordでスペルチェックすると「送り仮名が本則ではありません」と指摘されます。じゃあ、間違っているのかといえば、そうでもないらしい。「許容」なのだという。

「許容?」 
許してくれるなら「旧」でいいじゃない、となりますが、そこは意地っ張りの性分が「あらわれ」ます。

「ひらがな」にしてしまえ、これだとwordも文句はあるまい。そう決めました。ほかにもいくつかの「許容」があるそうです。意地っ張りも時には勉強になりますね。