入院が必要かどうかは現場の医師が決めること、あなた方ではありません
菅さんや政府の説明をめぐっての騒ぎなど、もういい加減にしてほしい。コロナ患者の入院が必要かどうかは、目の前の患者を診て、現場の医師が適切な判断を下せばよい。感染者が急増している今、病床を確保するのが、あなた方のいちばんの仕事でしょう。
こんなことに時間を費やしているのかと思ったことのひとつが、厚労省「事務連絡」説明文の文言修正です。
<原案>
・特に重症化リスクの高い者
<修正>
・中等症患者で酸素投与が必要な者
・酸素投与が必要でなくても重症化リスクがある者
同じことですよね。酸素投与が必要なら重症化リスクは高い。
<原案>
・入院患者以外
<修正>
・入院させる必要がある患者以外
これ何なのと言いたいです。
まったく、言葉のお遊びじゃありませんか。
修正したのは与党が反発したからだそうです。
「事前に相談がなかった」
「誤解されるような文書を最初から書くな。矢面に立つのは我々だ」
とか言っているようですが、批判されたから責任を逃げているだけでしょう。
政府関係者、議員のみなさん、マスコミも含めて、もっと当事者意識を持ってください。必要なのは、ひとつでも、ふたつでも空きベッドをさがし出してリストアップすることです。
現場の医師や医療関係者が仕事をしやすいようにしてください。
それが、あなたたちの仕事ですよ。