晴れ、ハイボール、ときどきパー
パットの練習をするでなく、準備運動もしない。前日の雨が上がり、快晴の寒い朝だった。まずは、2階のレストランでグリーンを見ながら、お湯割りの芋で暖をとる。濃いめのを2杯。やっぱりスポーツじゃない。
このゴルフ場はホームグランド、といってもプレーはしたことがない。近所に住んでいたころ、まだ誰もいないコースのカート道をたどって散歩するのが週末の日課だった。なんとはなしにレイアウトは記憶に残っている。
8時15分のスタートだと連絡をもらった。最寄駅からは送迎バスが7時半にでるが、ここは歩くことにした。6時半、日の出の時刻。快晴だがまだ日差しをうけてないので寒い。まわりの畑の黒い土の表面がうっすらと白みを帯びて、初霜かもしれない。
40分歩いても体が温まってこない。仲間を待つ間、お湯割りで中から温度を上げるのがいちばん。寒くなってきたのにゴルフなんて。このまま飲み続けたいのを我慢して渋々スタート。
出だしはインの10番、Sさんが、ごそごそとリュックのなかから取り出したのがジャックダニエルハーフ瓶。持参のアルミカップでハイボール、寒いから気つけにという。こちらはもう温かいのが入っているから、冷まし水。
おかげで、このホールはいきなりのパーセーブ。3オンして2m少しのパットを難なく沈めた。すかさずSさん、リュックから賞品の缶ビールが出てきた。いろいろ入っているようです。
この日は、パーが3回。すごいと自賛しても上がったら104。スコアはこんなもんです、いつも。
晴れ、ハイボール、ときどきパー。大満足の飲み会でした。