年賀状は古い友人との安否確認

年賀状を自分で書かなくなって久しい。「元気ですか？」「また飲みに行きましょう」など一文をつけるのが好きじゃないので、1年の出来事を細かい字にして壁紙のように印刷したときもあった。いつしかそれもやめて、今は家人に一任のおざなり年賀状になった。

あたらしく年賀状を出す人はいません。おつきあいが広がらなかったのじゃなく、こちらからは出さないことにしています。愛想のないおきまり語句を書きたくないし、ふだんおつきあいがあるので形式的なものは不要です。

そんなことをしているから、年賀状は増えることがない。むしろ、近ごろは「年賀状仕舞い」の連絡をいただくことが多くなった。諸先輩方も書くのが面倒になったのかもしれません。

年に一度の情報提供。日頃おつきあいのない相手にあわせて内容を書くほどの話題はない。それとて「仕舞い」するには縁切りみたいで気がすすまない。そう、年賀状は相手にプッシュ通知する安否確認情報なのです。

引っ越しや名前の変更、それに聞きたくはありませんが喪中のお知らせ。友人のこの情報が欲しくてこちらもやめずに年賀状を出しているのです。すみません、だから内容は問わないでください。

毎日noteはわたしの日常、安否情報です。掲載からプッシュに。年賀状も含めて発信手段を考えていきたいと思っています。