見出し画像

政治はことば、たぬきのアドバルーン?それともトシヨリの本音?

自民党幹事長二階さんの「オリパラ開催中止もありえる」発言で、海外メディアまで沸いているようです。政治は「ことば」、政治家はそれを巧みに使い分けします。特に、「たぬき」の二階さんなどはお手のものでしょう。

安倍3選や菅首相選びも彼のひと言で流れが決まりました。感染第4波が頭をもたげ、開催まで100日を切った今、絶妙のタイミングでのアドバルーンです。

「安全・安心な大会の開催に向け、しっかりと支えていくことに変わりはない」「何が何でも開催するのかと問われれば、それは違うという意味だ」
との追加コメントを出しています。

「たぬき」本音は何なのでしょうか?

①開催中止になった場合への布石、菅政権に対する防御策
②開催派へのエール、つまり感染でゆらぎはじめた決意への結束推進
③無理して開催することはない、つい口から出たトシヨリの本音

せっかくつくった菅政権、それを支える立場から色合いが変わったようには思えません。だから①とみるのが妥当でしょう。

でも、捨てきれないのが③ですね。

先だって「わきまえ」発言騒ぎがあった森喜朗さんは、1937年生まれの83歳。つい本音が出てしまったように思えました。二階さんは、1939年生まれの82歳。

いかがてしょうか。