買わなければ当たらない
飛び込みは勇気がいるし、期待はずれもおおい。営業の話じゃありません。食事のあたらしいお店開拓のことです。期待以上の「当たり」のお店にであうには、宝くじとおなじ、買わなければ当たらない。
なじみのお店にいくことがおおい。安心感があって、トシヨリにとってこんないいところはない。顔をだして忘れられないように努力しています。
でも、ときどきもたげる「大きなよろこび」の思い。そう、「当たり」のお店を自分でみつけたときの感激です。飛び込むのはひとりのとき。出張が激減し、チャンスが久しくないのがもどかしい。
グルメサイトをみればお店の情報がえられる。でも口コミ世代とはどうも好みがあわないようなので、そこには頼らない。もっぱら、選ぶ基準は目と勘。残念ながら、ことばではうまく表現できません。それと耳。地元のひとの口は頼りになります。
勘にたよった成功率ははっきりいって低い。でも、お店に入って失敗だとおもったら早めに退散すればすむこと。深追いはせず損切り、コンビニのお世話になってその日はおしまい。こりずに次もがんばります。
ごくたまに「当たり」のお店が見つかったときは、その「大きなよろこび」にひたれます。それまでの損切りはすべて帳消し、こちらのプラスのほうが格段におおきい。
だから、やめられないのですが、ここ数年出張が激減しました。「宝くじを買う機会がない」という、仕事以上の思いがつよい毎日です。