口コミ評のキーポイントは年齢 ーその2ー
わたしの「かかりつけ医」の選択は、ネットの口コミ評の内容には耳をかさず、評の数で決めた。トシヨリはネット書込みをしないと決めつけ、口コミ評のない医院はトシヨリばかりじゃないか、と推した。待合室で気分的に滅入るところはイヤだ、消去法で選んだのがUクリニックだ。
昨日、行ってきた。
午前中と夕方4時からの診療時間、4時過ぎに行くと8人ほど待っていた。口コミ評は最悪だけれど、はやっているようだ。マイナカードの保険証と3月まで通院していた都内の内科医の「診療情報提供書」を受付に出した。血圧を測って待つようにと言われた。
先生は60歳すぎ、それより少しお若い女性が、受付に2人、看護師さんが1人のようだ。待つこと15分ほど、名前を呼ばれて診察室に入った。
口コミ評の検証をした。
①『聴診器も当てずに診察する』
たしかに、診察はなかった。わたしの病名は高血圧症、加えて尿酸値が高いので薬がほしいのだ。「診察情報提供書」には治療経過とデータや所見、それに高血圧手帳(自宅での血圧測定値)を出した。受付で測った血圧は119/71、「どうですか」「変わりはありません」、「同じ薬を出しておきます」で終わった。いいじゃない、前のクリニックも同じようなものだ。
②『こちらの話を聴いてくれない』
とくに変わりはないから、話したいこともない。先生も余計なことは言わない。ビジネスライク、いいじゃない。そういえば、ふたつほど前に診察室に入った女性は、1分もかからずにドアが開いて出てきた。8人ほどの待ち人が15分ほどで終わる。スピード重視で結構だ。
③『熱が下がらず、二度目に行くと「そんなに早くは直らない」と言われた』
前は月に一度の定期診察だった。だから薬も28日分。「60日分出しておきます」とのことで、大歓迎。なるべく医者には行きたくない。
④『受付の人は、すぐに血圧を測れと言う。駆け込み測定は高めにでるから少し休憩させてくれ』
血圧は変動するもの、多少高くても高血圧手帳に定時測定を書いておけばそちらのほうが普段のデータになる。そんなに気にしなくてもいい。
口コミ評で結論を出すのは一筋縄ではいかない。長所と短所は背中合わせとはよく言ったものだ。
消去法で選んだ「かかりつけ医」の選択は、今のところ問題はない。そうそう、待合室には若いお母さんもおねえさんも、トシヨリもいた。