会話の「沈黙の時間」は困りもの、これは手づくりマスクとnoteで解消
GoToトラベルがまだ運用されていたとき、補助金をあてに少し高めのホテルを予約して北陸の温泉に行きました。ホテル以外には小さなお土産店が数軒あるだけ、静かで良いところでした。
日本手ぬぐいが置いてあるお店に目星をつけ、朝散歩に出かけました。まだ開店前、外から覗きこんでしばらく眺めてたところ、準備をしていたおばさんが顔をだして、どうぞと言ってくれた。中の壁には干支の丑柄の手ぬぐいが吊るしてあり、棚にはたくさんの絵柄のものが並べてあった。
「しっかりした生地のが欲しいだけど、どれですか」
「みんな同じですよ」
「マスクにしたいんだけど」
その時のマスクは、くまモン柄。右端中央部にちょこっと顔をだし、左下には後ろ向きのくまモンを配している。熊本で買った手ぬぐいでつくったものです。
「手縫いですか?」
「ミシンです。糸はじぶんでは通せないけど縫うくらいはなんとか。」
「かわいいですね」
手ぬぐい屋さんだから、絵柄と配置、デザインに詳しい。
「この絵柄だったら、ここを切り取るのはどうですか」
「大きくて存在感がありすぎるから、この部分だけがいいんじゃないでしょうか」
「この模様と色合いはどう?」
意気投合して、すっかりマスク談義になってしまいました。
会社用とお出かけ用にふたつずつ、おばさんと趣味が合ったのを選びました。これで手ぬぐい1枚でマスクを3-4枚どりすれば、しばらくは在庫十分になります。
仕事柄、人に会う機会が多いのですが、初対面の人もいます。この手づくりマスクが、話のきっかけと雑談にもってこいの道具だと思っています。
これに日々のnote描きの話題を活用すれば、会話での「沈黙の時間」は解消できます。