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秋が来ない。

はじめてのnoteだというのに、なんと稚拙なタイトルを付けてしまったのだと思いつつ。はじめる。

9月の半ばに差し掛かろうというのに、毎日が暑い。毎日が蒸す。毎日が暑い。毎日が蒸す。もうこんなの辟易なんだけど、屋外にいるとそんな思いだけが頭を巡ってしまう。

そんな日がまだまだ続いているというのに、今週は毎日オフィスへ来ている。明日も来れば、出社皆勤賞。こんなのたぶん、3年ぶりくらい。明日はどうなるか分からないけれど。急に我が子が熱を出すかもしれないし(あるある)、急にゲリラ豪雨になって電車通勤回避したほうがいいかなーってなるかもしれないし(あるある)。

出社皆勤賞ってだけで、頑張ってるって気になる。数年前までは、それが普通だったというのに。在宅勤務でも、もちろん頑張ってるというのに。この「猛暑・酷暑の中で汗水たらしながらオフィスに行く」という行為が、もはや仕事における付加価値というか苦行というか、完全なアドオンの行為になっているのだ。私の心理的には。

サルスベリは夏がきれいだと、子どもに教えてもらった。

そしてまたタイトルに戻るんだけど、まじで、秋が、来ない。毎日が暑い。毎日が蒸す。毎日が暑い。毎日が蒸す。暑さのせいで思考回路がバグってしまった。
秋が来ない、夏が去らないのであれば、いっそ、夏のエンタメを楽しみつくそうじゃないか、と我が子と盛り上がった。なんでも良い面を見てみよう戦法。普段は根っからのネガティブ人間なのに。子どもと一緒だと、ポジティブ人間になれるのが不思議。

先週は姉を訪ね、お祭りに行ってきた。

この直射日光で水温が高くなって茹で金魚にならないのだろうか。発想が子ども。
わたしも子どもの頃、憧れた。お面とかカラフルなひよことか。もちろん、買って貰えなかった。
我が子が選んだ、イカの姿焼き。サイコーに美味しかった。
お神輿の綱を引っ張った。暑すぎて途中離脱。

大人も子どもも、暑さの中、しっかり楽しんだ。

「生き物以外は何でも買ってよし」と号令をかけたんだけど、我が子がイカの姿焼きを選んだのには笑った。その旨さに、もっと笑った。我が子ながら、食のセンスがいい。

イカの姿焼きを選んだ理由も、とてもよかった。
「焼きそばとかタコ焼きは、ここで買わなくても家で食べられるから」だって。この後にチョコバナナも買い足したんだけど、それについては「去年はりんご飴にしたでしょ?今年は絶対違うものがいいと思ってて、チョコバナナにした」のだと。自分の軸がちゃんとそこに在って、とてもいい。
時折、「君は本当に5歳ですか?」と末恐ろしくもなるが。

まだまだ夏が続く。毎年渋滞気味の夏のエンタメを、今年こそはしっかり消化して悔いなく楽しみたい。