親知らずのちょっとだけ良い話し
前回、前々回で親知らずの痛いことやちょっと怖いことビックリすることをお話ししましたが、今回は親知らずの少しだけ良い話しです。
親知らずというと、キレイに歯が出てこなかったり、歯の周りの歯肉が炎症が起きやすかったりするので、どうしても抜歯してしまうことが多くなると思います。
不幸にして大臼歯のむし歯がひどかったり、歯が割れてしまって抜歯することになってしまった場合、その歯を抜歯して親知らずをそこに移すという方法ができる場合があります。
これを移植といいます。
いくつか条件がありますが、抜歯する前後の歯にはダメージがないので移植ができると今まで通りに使うことができます。
条件としてはレントゲンやCTを撮って、親知らずの根っこの状態や歯の大きさ、大臼歯を抜歯する予定の根っこの長さや前後の歯の間の幅などを調べます。
移植した歯はだいたい1〜2月で普通に使えるようになります。
親知らずだけでなく小臼歯を大臼歯のところに移植することもできます。
親知らずを大臼歯のところに移植する場合には保険診療でもできますが、小臼歯や他の歯の移植は保険診療ができませんのでどこを移植するのか確認してください。
また、歯科医院によっては親知らずの移植をやってなかったり、やっていても自費診療になっているところもありますのでこちらも確認してください。
移植は100%成功するとは限りませんが、成功した場合には今までと同じように使えると思います。
条件によってはできないこともありますので、良い状態を保つように定期的に検診することをおすすめします。
親知らずは他にも有効な使い方ができることもありますが、今回は親知らずのちょっとだけ良い話しでした。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。