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NFTに関わる心理学用語(7選)への対応策等【クリエイター向け】

前回記事

※この記事は2022年4月9日の時点での情報となります。

前回記事にした心理学用語7選について、具体的にクリエイターが何をすればいいのか等を纏めてみました。 

尚、コレクターは大きく分けると以下の2種類に分別される点についてご認識ください。
・トレード型(短期〜中期)
・クリエイター応援型(長期保有)

両方の性質を持っていたり、適宜使い分けているタイプもいます。

※この記事は3分程度で読めます。

①ザイオンス効果(単純接触効果)

・Twitterにて、NFTの購入を検討しているコレクターアカウントを探して、いいね&リツイート。宣伝が可能であればリプ欄にて宣伝。いいねや返信があった場合は必ず返信。
・クリエイター同士の情報交換、持ち合い等も効果的であるため、自分が素敵だなと感じたクリエイターにも積極的にアプローチ。

②希少性の原理

・◯体限定でのコレクションとすることを明記。
(プロジェクト単位での限定数とすることも可)。

③ヴェブレン効果
※高額な商品や高額なサービスの方が、それを手に入れたいという欲望が増す心理効果。

・(作品自体に特徴があったり、他の類似ジャンルの作品との差別化が図れていたり、クリエイターの知名度が高いケースでは)高い価格で出品
・上記カッコ書きに該当しない場合は、低価格出品してホルダーを増やし、徐々に価格を上げていく
・ホルダー特典の付与
→最大の差別化ポイント!

④アンカリング効果(係留効果)
※最初に目に入った情報や数値が、その後の判断に影響を及ぼす心理効果。

・【前提として】コレクターは自分が気になっているクリエイターのオープンシーアカウントやTwitterは適宜確認しているとご認識ください(特にトレード型コレクター)
・コレクターは、クリエイターの作品のオーナー数やfloor priceはなんとなく覚えている(人によってはデータベース化している)ため、久しぶりに確認した時に数値に変動がある場合はお迎えの検討を開始する。

⑤保有効果

・クリエイター応援型コレクター(特にDMをやり取りするレベルの関係性になってる場合は、クリエイター応援型コレクターの可能性が高い)
→二次流通が行われず、コレクションの流動性が低下する可能性はあるが、クリエイター応援型コレクターはクリエイターの作品を長期的に応援・宣伝してくれる方だと思って大事にするべき。


⑥ディドロ効果
※新しいモノをひとつ取り入れた際、そのモノで統一させたいと感じる心理効果。

・コレクションに統一性を持たせることで、1作品購入したコレクターが追加で他の作品を購入する可能性あり(よって、コレクションは必要に応じてプロジェクト単位で管理する)
・コレクション自体にストーリー性があったりするものが面白いかも(筆者見解)

⑦コンコルド効果
※今まで投資した時間やお金、労力などが無駄になることを避けるため、損するこのが分かっていても後には引けないと感じる心理効果。

・クリエイターが0から1を作り上げる行為が無意味であることはありません!

最後に、コレクター側の心理を理解するために、一度他のクリエイター達が作成された作品に向き合って、(出来れば)購入してみてください。

コレクターの中にも、本気でクリエイターを応援したい人はたくさんいますし、作品の購入を通じてコレクター側の気持ちを理解することが、自分の作品を売る近道になります。

ご相談、ご意見等あればTwitterDMまで。

私が応援しているプロの漫画家さんのイラストの制作過程です。

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