キャンプ場情報 ~埼玉県・智光山公園キャンプ場~
※宿泊日 10月3日~4日
最高気温:22度くらい
最低気温:15度くらい
所在地
埼玉県狭山市柏原612-1
アクセス
圏央道・狭山日高ICから車で5分、関越自動車道・川越ICから車で15分
西武新宿線 狭山市駅西口から西武バスで20分
料金
狭山市および近接市(所沢市・入間市・飯能市)住民または通勤通学の人:400円
市外の人:800円
要予約:市のHPにある予約システム利用、または電話
狭山市と日高市の境にある、ものすごーく大きな公園の一角にある公営キャンプ場。原生林のような雑木林も多く残っているが、各種スポーツ施設をはじめ動物園や植物園、釣り堀なども整備されている。
部活やらボーイ&ガールスカウト、少年野球/サッカーなどで地元の少年少女たちはほぼ全員来たことがある。実はおじキャン2号の地元。
環境
サイト:
フリーテントサイト×8、バンガロー×2、炊事場・トイレ(多目的トイレあり、洋式/和式)、キャンプファイヤー用スペース
芝生ではないが草+土の地面、または細かい砂利引きでほぼフラット。ペグは刺しやすい。常夜灯あり。
駐車場はすぐ横だが車の乗り入れは不可。リヤカーを貸してくれる。
これが今回、初のソロキャンプ敢行となった、おじキャン2号の装備である。ワゴン車のカーゴルームいっぱいになる、マキシマリストキャンパー。
キャンプは物欲との戦いでもあるが、ついつい欲しいものを買ってしまい装備がどんどん増える「マキシマリスト」と、装備は極力少なく軽くを是としいかにコンパクトなギアを選択するかに知恵を絞る「ミニマリスト」に分かれるのだそうだ。ちなみに前者の究極はキャンピングカーやトレーラーにまで突き進み、後者は野宿になるらしい。なんとなく分かる気もする。
今回のテーマ
先に少し触れたが、実は2号にとって今回初のソロキャンプである。1号に唆されキャンプを始め、ゆるキャン△を読みドはまり。気が付けばAmazonや楽天でキャンプギアをポチるのが趣味になってしまったのである。
もともとBBQとかはそこそこ好きだったし、少年野球でキャンプは行っていたのだけども。ちなみに今回の智光山公園も、小学生の時にキャンプしたことがあるのだ。ソロキャンデビューに打ってつけではないか。
さて、前置きが長くなった。
今回やろうと思ってきたのは、
・タープとテントで「小川張り」をする
・シングルバーナーでご飯を作る
・焚火をしながらのんびり飲む
の3つである。
さあ、さっそく小川張りしてみようではないか。
でけた!
これだと話が終わってしまうので、ちょっとだけレポートっぽくしてみよう。
小川張りって何なのかといえば、要するにタープをテントの上に重ねて張って、テントの入り口と連結して大きなリビングスペースを作るという張り方なのです。細かい定義とか由来とかは、興味があったらググってください。ポイントは「タープをテントの上に重ねて張るために、ポールを立てる場所をテープとかヒモで延長する」ということです。こんな感じ。
講釈垂れてますが、見様見真似です。この延長するテープの部分も、その辺に転がっていたストラップをくっつけてみただけです。高さの調整がしやすいよう、ポールは長さを自在に変えられるやつを使ってみました。
とりあえずこれで1つめのミッションクリア!
ちなみに試行錯誤したり撮影したりしながら完全に一人で設営していたので、タープ立ててテント立ててテーブルや椅子をセットして・・・で1時間以上かかりました。だた、一人なのでブツクサ言いながら心行くまでやれるので非常に楽しい。
では次。
シングルバーナーでご飯を作ろう
気が付いたらあたりもすっかり暗くなってきた。ちなみにこの日は10月のアタマ、中秋の名月。かわいいコに「月がきれいですね」とか言いたくなってしまうが、通じるだろうか。
正直、設営と小川張りチャレンジにどれぐらい時間がかかるか分からなかったので、今回は「おでん」を用意してきた。コッヘルに投入して火にかけるだけのお手軽おでんだが、外で食べればうまさ倍増。シングルバーナーといっていいのかよくわからないけど、CB缶で使えるこのコンロは小さいし便利。災害時の避難用具として持っておくと重宝しそうだ。
続いてサッポロ一番塩。本当はタマゴを落として「塩ラーメンかきたま~♪」とか言いたかったのだが、酒が入るとうっかり「あの花」を思い出して泣いてしまいそうなのでタマゴはやめておいた。本当は忘れただけだけど。それにしても、サッポロ一番はなぜかたまに食べたくなるんだよね。刷り込みなんだろうな。
さて、キャンプといえば焚き火だ。公園の事務所で利用手続きをする際、薪を購入しておいた。コンテナいっぱいに結構な量で、針葉樹は400円、広葉樹は800円だった。2号は初心者なので、とりあえず針葉樹を購入。どうでもいいけど「しんようじゅ」ってローマ字入力だとすごい打ちづらいな。来がけにスーパーで購入してきたエリンギを串に刺して焼く。
続いてソーセージ。これもまたうまし。
金串にさしてそのまま食べたら、口の端にアツアツの金串が触れてしまいやけどした。横着するんじゃなかった・・・。でもやりたくなるよねぇ。
いちおう肉も焼いてみた。おっさんなのでそんなに量はいらない。焼肉のたれとかもいらない。めんつゆぐらいでいいや。
こんな感じで意識低めの夕食は終了。火であぶりながら食べるのって楽しいねえ。獲物とってきて焼いて食う、みたいな原始的な気持ちよさなんだろうね。
あとは焚き火しながらのんびり飲む
・・・なんだけど、別に凝ったカクテルとか作るワケではないし大して飲まないので、おつまみのほうがメイン。というかこれがやってみたかった、
ビア缶ポップコーン!
・・・いや、ビア缶じゃなくてチューハイだけども。
空き缶にサラダ油(今回はオリーブオイル)を底1センチ分ぐらい入れ、さらに「ポップコーンの種」を油ひたひたぐらいに注ぎ込む。ちなみにポップコーンの種は100円ショップで売ってます。
プルタブを戻してかるく蓋をしてそのまま火にかけると・・・しばらくすると種がはじけてポンポン音がしてきます。
そのまましばらくして音がやんだらポップコーンのできあがりです。
しまったフラッシュ強すぎたorz
缶切りかハサミで缶をあければアツアツのポップコーンがでてきます。塩とかバターとか好きな味付けすればOKです。結構ふくらむので、種を入れすぎないのがポイント。あと当然ですが缶が熱いので注意。
さて、あとはのんびり本でも読みながら寝ます。
・・・暴走族みたいなバイクがウルサイorz あー、いまも特〇狭山いるのかなあ。
続いて翌朝
キャンプ場の真ん中には常夜灯がついているので、夜中でもまあまあ明るくてトイレに行くのも安心。2棟ならんだバンガローの左にあるのがトイレです。和式洋式と多目的トイレあり。バンガローは、右のほうはロフト付き。
キャンプ場のすぐ横は植物園になっていて、遊歩道も整備されています。ここはたしか水芭蕉とかがきれいで人気だったと思う。ちょうど彼岸花が咲いてました。
園内にはほかに釣り堀や動物園などもあって、乗馬体験だとかエサやりだとかいろいろ楽しめます。
さて、散策したらお腹が空いてきたので朝ごはん。
ホットサンドメーカーで菓子パンを焼いてみるの巻。
雰囲気が変わるように、甘いアンパン系(今回はあえてうぐいすパン)と揚げパン系にしてみる。
コールマンの焼き目がかわええw
正直、ホットサンドメーカーはどんなパンを挟んで焼いても美味しいです。もちろん肉まんやあんまんなども。
コールマンのやつは2つに分離したうえ柄も外せるので便利なのですが、焼き目がかわいい分そこに汚れや焦げがたまったり、フライパン替わりに使うのは不便だったりします。フラットなやつを買おうか迷い中。
こんな感じで軽めに朝ごはんを食べて終了。
コーヒー飲んで一息ついたら撤収開始。無事、初ソロキャン成功と相成りました。さて、近くのスパ銭に入ってスッキリして帰ろうかなっと。
総評
アクセスは良いし利用料金は安いし、最大10組限定なので落ち着いて利用できます。近くには「サイボクハム」があり、美味しいお肉や野菜がお手頃価格で購入できます。
ただし、公園の施設なので予約がなかなか取れません。予約HPでこまめに空きが出るのをチェックするしかないかも(今回は本当にたまたまでした)。
★★★★☆ 予約の手間さえなければ非常によいキャンプ場と思います。