Kalafina Aniversary LIVE 2025 感想
おじゃこです。
Kalafina Aniversary LIVE 2025に参加して来ました。Kalafinaが梶浦由記さんプロデュースで活動していた時代にはライブに参加したことがなく、今回のライブが初めての生Kalafinaでした。
前置き
感想の前に、少し前置きをしたいと思います。
今回の記事は、新生kalafinaの賛美にはなりません。良かった・感動した感想ももちろんありますが、ネガティブな感想もあること、それをご承知の上読み進めたい方だけ、目を通していただけますと幸いです。
演奏された曲のネタバレもあります。
放送を楽しみにされている方は、お気をつけください。
また、私は梶浦由記さんのファンで、その延長線にKalafinaがいる感覚で今まで曲を楽しんでいました。YKLにはたしか#16から毎回参加していて、Kalafina曲が解禁されてからは、hikaruちゃんがゲストで来るのがすごく楽しみで、fiction junction メンバーとhikaruちゃんのハーモニーでも十分に満足していました。ただ、wakanaさんとのハーモニーも是非聴いてみたいとも心の奥で願っていました。
今回の一夜限りの復活には、詳しくは書きませんが一連の流れのために複雑な気持ちでした。
ただ、チケットが取れず、ライブに行けなかった大学生の頃の後悔を晴らすべく、参加を決めました。
Kalafina Anniversary Live 2025 感想
ポジティブな感想
まずは、前向きな感想から。
とにかく、3人が揃ってステージに立ちたいと望み、それが実現されたことが嬉しかったです。
3人が楽しそうに笑顔で舞台を動き回る姿が見れたこと、言葉が聞けたこと、それだけで来た価値はありました。
with Stringsのコーナーで演奏された「君の銀の庭」と「sprinter」、最高でした。アレンジも素敵で、このコーナーは全てを忘れて聴き惚れて、音のない部分の緊張感も楽しむことができました。
また、バンド系の曲で構成されたパートで演奏されたmisterioso。ここでは、3人の素敵なハーモニーを聴けたと思っています。私の聴きたかったKalafinaでした。
セットリストはアンコールも含めて全体を通して、フルパワーで駆け抜けていくようなものすごく良い構成でした。
個人的に好きな曲、まどマギの曲、全て聴けました。
本当に、奇跡的な時間。そこに立ち会えたことは感慨深いです。
ネガティブな感想
心が晴れないので、敢えて書かせていただきます。
正直、そこに私が期待していたKalafinaの美しいハーモニーはありませんでした。
きっと、本人たちが1番よく分かってると思うと、心苦しいです。
体調を崩していたのかもしれない、練習やリハ、合わせに十分な時間を割けなかったのかもしれない、イヤホンの調子が悪かったかもしれない…
色々な憶測が演奏中も帰ってきてからも頭の中をぐるぐる回って、良い余韻に浸ることができませんでした。
高音が出ず、メロディさえ外し、感情からなのか、緊張からなのか、声が震えるwakanaさん…
風邪ひいてるのかな?裏で泣いたのかな?と思うような、調子の悪そうなhikaruさん…
感動とショックで、感情はぐちゃぐちゃでした。
また、席が悪かったのか声がバンドに負けていたり、音のバランスに違和感を覚えました。
でもこれは、梶浦サウンドで慣れてしまっているからかもしれませんね。
正直、チケット代だけのクオリティはありませんでしたが、ポジティブな感想で述べた感動はあり、行ったことに価値がありました。
これからのKalafinaについて思うこと
次があるなら、もっと完成度を高めたKalafina楽曲を聴きたい。そのためだったら、応援するし、足も出来る限り運びたい。
スペースクラフトの元でもいい、梶浦さんの元でもいい、今回のクオリティでKalafinaを終わらせないでほしい。
ただ、MCで「一夜限り」の言葉が多用されたことを考えると、今回は実質解散ライブだったのかなとも感じています。
終わりに
客席から3人に「ありがとう!」と言えて、私の過去の後悔は晴らすことができました。
その機会を作ってくれた3人の歌姫、全スタッフに感謝します。
ライブに関する備忘録、これからは出来る限り残そうと思います。下記のマガジンにまとめていきますので、ご興味ありましたらご覧下さい。