矢上杯の振り返り

こんにちはこんばんはおじゃめしです.せっかくなので,先日行われました矢上杯(短答式)の問題の writer/tester 時の感想を垂れ流しておきます.めっちゃ雑な振り返りですが,気になる方は最後までご覧ください.
あと,いくつかのページで問題のネタバレが含まれているので,そこらへんはご了承ください.

矢上杯(短答式)のページはこちらから!


(A) Writer : HighSpeed

矢上杯2023(A)

B以降の問題を作ったところで,HighSpeed 氏が「100N(原義)ほしいね」となり,作成してくれました.問題2分解説3分で作ったそうです.名前通り,HighSpeedだ……

(B) Writer : ojamesi1357

矢上杯2023(B)

今年の矢上祭開催日が9/23,24 だったので,この数字にしました.公式解説の方法を思いついていたので「外接円の半径を聞いた方がいいかなぁ」とか考えていたのですが,やっぱり三角形 ABC に関連する値を聞きたいと思って AB の値を聞いた結果,公式解説のユーザー解説感が強まってしまいました()

(C) Writer : ojamesi1357

矢上杯2023(C)

矢上祭関連の文字列を使用した問題です(1,2問くらいなら矢上祭関連の問題を入れても大丈夫かなぁ~と思って入れました).適度に考察が必要で,簡単すぎず難しすぎずといった組み合わせの問題になった気がします.

(D) Writer : ojamesi1357

矢上杯2023(D)

算数っぽい設定で問題を作りたいと思って作ったところ,面白い問題になりました.9月23日の夜に,尊敬する OMCer の方からDMで「この問題,めっちゃ好きです!!!」というお言葉をいただいて,めちゃめちゃうれしすぎて飛び上がってしまいました.うれしい!

(E) Writer : ojamesi1357

矢上杯2023(E)

例の不備のあった問題です.本当に申し訳ありませんでした……
個人的には,漸化式をいろいろ使っていくことで,分割が存在しないことや分割の個数を求めていける点が楽しいかなぁと思っています.

(F) Writer : Dragoemon

矢上杯2023 (F)

$${x_1}$$ から順に実験することで傾向がわかり,その個数を数えるパートも楽しかったなぁという感じでした.一般の $${n}$$ について個数が表せないかなぁという話にもなりましたが,結局のところどうなんでしょう...…

(G) Writer : ojamesi1357

矢上杯2023(G)

一番初めにこの分数の見た目を考えて,それを問題にした感じです.クンマーの定理でほとんど解けてしまい,人によって好みが分かれるかもしれないですが,個人的には見た目が気に入っていたので,出題することにしてみました.

(H) Writer : HighSpeed

矢上杯2023(H)

見た目が厳つく,初見で見たときはびっくりしました.とりあえず,総和の形を分解して考察し,その後は実験をして,そうしたらスターリング数がでてきたぁぁぁ~~~となりました.普通に解くのに2,3時間は費やした気がします……

(I) Writer : HighSpeed

矢上杯2023(I)

解説のはじめの方までは自力で何とかなりましたが,原始根をとるのができませんでした.自分が整数の知識として習得しているのが,modごり押しと因数分解くらいしかないので,位数や原始根には未だ慣れていないのが現状です…… たっぷり時間を取ってこの辺の話題を理解したいです.

(J) Writer : HighSpeed

矢上杯2023(J)

実験をしても手も足も出なかったので,tester時は解説を読んで不備が無いところを見たり,疑問点をwriterに聞いて解決を図るなどしました.最終的な式を $${N}$$ が小さい場合で試したところ確かに一致し,すごいなぁとなりました……

(K) Writer : HighSpeed

矢上杯2023(K)

良い点の後の議論がおじゃめし円っぽいなぁと感じましたが,肝心の良い点の特定が難しい印象です.ちなみに,この問題における数値は4桁の数字が多くてかなりごちゃごちゃしているように見えますが,ハイスピ氏曰く,それぞれの数字には何か意味(深い意味というわけではない)があるらしいです.うへぇ.

最後に

OMC運営の皆さん,今回の有志コンテスト開催を受けてくださり,本当にありがとうございました.不備発覚時はお手数をおかけして申し訳ありませんでした.Writer/Tester をしくれた HighSpeed 氏と Dragoemon 氏もありがとうございました.自分だけでは問題数や難易度の幅をここまで広いものにできなかったので,とても感謝しています.最後に Solver の皆さん,まずは矢上杯に挑戦してくださり,本当にありがとうございました.不備によって貴重な時間を使わせてしまったことは本当に申し訳ありません.こちら側に不手際がありましたが,少しでも面白いと思っていただけましたら幸いです.

では,また.

P.S. 矢上杯(記述式)もあるよ(え???).

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