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【在庫補充⑪&新作づくり⑦】ミニフラグメント85×135型⑦+〔新作〕75×135型⑦

組み立てのラストまで行きます。


1.外周縫い穴開け

①カード側orファスナー側に縫い穴をあける

・穴をあける面は、カード側、ファスナー側のどちらでも大丈夫です。

・出来上がりサイズのラインを引き、そのラインに合わせて2~3mmのラインを引きます。

・そのライン上を菱目打ちやヨーロッパ目打ちで穴あけします。

②もう片方のパーツを接着する

・穴の開いていない方のパーツを位置を合わせて接着します。

※型紙を利用して位置を合わせる印をつけてから接着する。

③縫い穴を貫通させる

・菱目打ち・ヨーロッパ目打ちを再び穴に通してもよいし、菱錐で一目ずつ貫通させてもよい。

※あまり穴を広げないようにすると出来上がりが美しい。

2.外周縫い

・出来上がりサイズのラインより外側のいらない部分は付けたまま縫います。

※切り落として縫うと、縫いによる革の圧迫、引っ張りが起きて革がゆがむことがあるので、縫うことによるゆがみを起こさせた後に切り落としたほうがきれいにできます。


いあがありました。

本当は、上に書いたように縫ってから切った方がよいのですが、85×135型は切ってから縫いました。なので、各辺に若干のゆがみが生じています。

コバ磨きの時にヤスリがけすれば修正できるほどの小さいゆがみだったので、支障がなく幸運でした。

手順を変えるだけで見栄えが変わることがあるので、注意した方がいいですね。

3.チリ落とし

①75×135型は各辺とコーナー落とし

・右辺だけ出来上がりサイズに切って貼り合わせています。そのかわり、縫いのラインは、ヘリより広めにして歪んでもヤスリがけで修正できるようにしています。

・コーナーは半径5mmのR落としで落とします。

②85×135型はコーナー落とし

・同様に半径5mmのR落としで落とします。


4.コバ磨きの準備(フチ捻&ヘリ落とし)

①フチ捻引き

・ヘリ落としする前にフチ捻を引いた方が、ヘリ落としした後にフチ捻するより引きやすいです。

・ヘリを焼き締めることにより強度が上がると同時に、ラインが1本入ることにより輪郭がしっかり見えることによる飾りの効果があります。高級感も増しますね。

②ヘリ落とし

・革の厚みにより0.4mmとか0.8mm、1.0mmと幅を変えてヘリを落とします。


み立てが完了。

使用はできますが、手触りと見栄えが悪いので最後にコバ磨きをします。

では、次回もお楽しみに。


今回も読んでいただきありがとうございました。


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基本的には、早くて1週間、遅くとも1ヶ月で完成します。


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クリーマ

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ミンネ

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メルカリ

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