袋縫い&BOX型ペンケース① 引き手づくり
本日よりペンケースを作ってまいります。
在庫品として袋縫い型、BOX型のペンケースがなかったもので。
復習も兼ねています。
荒裁ち→床面処理は済ませてあります。
ファスナーケースで必ずと言ってよいほど付いている引き手。
いろいろな形がありますが、一番高級感が高いと言って過言ではない形のキーホルダー型(あんこ型)を作っていきます。
①引き手に使う革の本裁ち
引き手の型紙通りに切るのではなく、貼り合わせた後にぴったりの大きさに切り落とす方法を取ります。
②ボンド塗り
スライダーを中央のへこんだ位置まではめ、芯となる小さなパーツを貼り、ボンドを塗ります。
③貼り合わせ
ボンドが十分に乾いたら貼り合わせ、はみ出た革を少し残るように切り落とします。
※縫ったときにずれる可能性があるため。
④縫い穴あけ
縫い線を引いてから3.0mmピッチの菱目打ちで穴あけします。
⑤縫い完了
⑥チリ落とし&フチ捻
少しはみ出た革をチリ落としし、1.5mmのフチ捻を引きます。
※フチ捻を入れなくても作れます。
⑦ヘリ落とし
0.4~0.8mmのヘリ落としでヘリを落とします。
紙やすりでヘリを削って角張ったところを落としてもOKです。
⑧コバ磨き(トコプロ)
トコプロなどの水性コバ剤で平らに慣らし、目止めを塗って固めます。
凹凸があったら紙やすりで少しずつ削り落とします。
⑨コバ磨き(顔料コバ剤)
ある程度滑らかになったら、顔料コバ剤を2~3回重ね塗りします。
この時点で凹凸があれば、再びヤスリで削って平らにして、最後につやの出るコーティング剤やワックスなどを付けて磨けば完成します。
これで引き手が出来上がりました。
今回は3個分用意しました。
色使いは、
革が、ビターチョコ色の姫路レザー(クロム革)
糸がベージュ(ビニモMBT#8・色番号108)
金属部分がゴールド
です。
この調子で次の工程も続けていきますね。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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