【オーダー品づくり⑥】パーク・グラウンドゴルフポーチver3⑥〔ラスト〕
在庫補充が1種類終わったので、今回はオーダー品づくりの続きです。
まだほかに在庫補充するものがありますが、それはまた別の時に書きます。
パーク・グラウンドゴルフポーチver3
＜チョコブラウンシボ入りクロム革＞
①表と裏をファスナーでつなぐ
・はじめに表のパーツの上辺にファスナーを縫い付けます。
・そのあと、ファスナーの上に裏のパーツを縫い付けます。
・ステッチングホースを利用して、定規を当てることで縦長に固定して縫うことができます。
裏パーツを縫い付けているところ
写りがぼやけてしまいましたが、様々なパーツをよけながら縫っていきます。
一目ずつ刺していけば時間がかかりますが、確実に縫うことができます。
縫い終わりました。
表と裏のパーツが曲がらず一直線になるように配置するのも肝心です。
②底をふさぐ
・裏地布の面が表になるようにして、底と底を両面テープで仮止めします。
・幅30mmのコバ隠しの布を貼り、コバを隠します。
※コバ隠しの布：布に幅50mmの両面テープを必要な長さ分貼り、30mmの幅にしたもの。定規とカッターより、印をつけて革包丁で切る方が失敗が少ない。
・はみ出たところは切り落とします。
・コバ隠しの布は13mmの幅でおおわれているので、8mmのラインで縫い線を引き、縫い穴をあけます。
・それを縫えば、底のふさぎ縫いが完了です。
③サイドをふさぐ
・底ふさぎ同様に、コバ隠しの布を13mmの幅で貼ります。
・縫いは8mmのラインで。
・上端は余った布を利用してクルリと渡し、コバ隠しと同時に上端の補強をします。
・縫うときは、ファスナーのついた方からスタートし、はじめの6~8目は二重縫いします。※ひっくり返しの時に力がかかる部分なので。
今回工夫を加えた箇所は、革の上端に5mm角の切れ込みを入れたことです。
ほんのわずかなスペースをあけることで、ひっくり返した後のファスナーの通り道の邪魔がなくなります。
この切れ込みを入れた後に布で覆い隠すので、強度の心配はありません。
④コーナーをふさぐ
・大きい洗濯ばさみ型のクランプで図のように挟み、コーナーのマチとなる部分をふさぎます。
・固定した状態のまま、縫うラインを8mmで引きます。
・縫いのラインを丸目打ちであけます。※菱目打ちより穴の大きさが小さく済む。
・あけた穴は縫うとき貫通が甘い場合があるので、丸錐を利用しながらすべての目を二重縫いしていきます。
縫いあがりました。
とはいえ、コバが不揃いです。
それをよく切れるハサミで切り落とし、平らに揃えます。
⑤ひっくり返す
・両手に手袋をはめ、革を傷つけないようにひっくり返します。
・コーナーから押し込んで、少しずつ押し込めばどうにか返ります。
・形を整えるとひっくり返し完了です。
これで組み立てがすべて完了しました！
撮影をし、梱包し、発送すれば、オーダー品づくりが完成します。
あともう少しです。
次回、完成品の紹介をしますね。
今回も読んでいただきありがとうございました。
【お知らせ】
現在のオーダー状況は、
１月第３週目まで埋まっております。
次にご注文される方は、最速で１月第４週末までに発送できます。
基本的には、早くて1週間、遅くとも１ヶ月で完成します。
下記ネットショップで販売、オーダー受付をしています。
クリーマ
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☆「オーダー用」というページがある場合は、そちらからご注文するか、質問してください。
ミンネ
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「ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。
※「#」は外してください。
※オーダーをご希望の方は、「質問」ボタンからコメントしてください。
メルカリ
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※メルカリでのオーダーメイドは終了しました。
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