袋縫い＆BOX型ペンケース④【袋縫い】ファスナー縫い付け～サイド塞ぎ～コーナー塞ぎ～ひっくり返し
今回からは、袋縫い型のペンケースを組み立てていきます。
ファスナーは前回までに3本用意していましたので、そのうちの1本を使用します。
革は、ビターチョコ色の姫路レザー・クロム革です。
１．ファスナー縫い付け
①片方（ロゴマークが見える側）に縫い付けます。
縫い穴は先にあけておき、ゴムのりでファスナーを仮止めして縫います。
②もう片側も縫い付けます。
こちらもゴムのりでしっかりと固定してから縫います。
ファスナーの金具を付けた状態で縫っているので、狭くて筒状になる部分がありますが、照明を当てながら一針一針さして根気強く縫います。
縫っているところを動画に撮りました。
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２．サイド塞ぎ縫い
両サイドを縫いふさぎます。
表面に見える糸の色はベージュで統一したいので、上端はベージュ。
サイドはひっくり返したときにわずかに見えることがあるので、革と同じか暗い色の糸ということでブラックにしています。
３．コーナー塞ぎ
縫う長さはわずかですが、縫い穴をあけて縫う準備をします。
穴が広がらないように丸目打ちであけました。
塞ぎ終わった直後。
縫い代を細く切り落として、コーナーのコバの不揃いを揃えたところ。
４．ひっくり返し
ひっくり返すと、サイドの上端にベージュの糸が見えます。
ひっくり返すとどうしても糸がはみ出てしまう箇所ですが、ブラックの糸のおかげで目立ちません。
糸の色を途中から換えて縫うのは、手縫いでは即座にできるところです。
ミシンでは、
糸の色を換えるときは、糸を入れなおすか、
縫う機械の台を取り換えるかしかないので、
「糸を換える」
という点では、手縫いに分がありますね。
ほんのわずかな差ですが。
では、完成版は次回紹介します。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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