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【オーダー⑤】ミニフラグメントケース85×100⑤ ファスナー側・カード側コバ磨き

前回は、ファスナーポケット側とカードポケット側をチリ落としして、コバを揃えたところで終わっていました。

今回はコバ磨きです。


1.フチ捻引き

・縫いのラインは2.5mmなので、フチ捻は、1.0~1.5mmの幅なら合います。

・ちょうど1.2mmという幅のフチ捻があったので、それを使いました。

・ヘリからステッチの間のちょうど中間地点に線が引けました。

即売り切れになりやすいハンドメイドの工具ですので、お早めに。

Frontier フチ捻kawazairyo.co.jp7,150円商品を見る


ァスナーポケット側も同様にフチ捻を引きました。

コーナーのとんがった角は、切り落としました。

意外と、このとんがりが使い勝手の良し悪しにつながります。

後ほど磨けば、少し丸いフォルムになってくれます。


2.ヘリ落とし

ヘリ落としで、切断面の出っ張りを削ります。


3.トコプロ磨き

トコプロなどの水性コバ剤で、コバの凹凸や毛羽立ちを押さえます。

完全に平らにするのは難しいので、ある程度ツヤが出ればOK。


4.目止め塗り

厚めに縫って、次に塗る顔料コバ剤の下地とします。

5.顔料コバ剤塗り

3度重ね塗りします。

1度塗ったら30分以上乾かし、2度めも塗ったら30分乾かしと乾いてから塗ると、少しずつコバ剤が積み重なって丈夫になりますし、ヤスリもかけられるようになります。


3度塗りして、コバ剤の小さな気泡を帆布で磨くとかなり滑らかになります。

それでも凹凸が残る場合には、1500~3000番のヤスリを使用してやさしく削り、再び顔料コバ剤を塗って凹凸を減らします。

そのあと、最後に透明色のコバ剤をコーティングすれば、下のようにツヤのある仕上がりになります。

ロコ型押し革のように銀面がデコボコな革は、コバにも影響を及ぼしやすいので、スリッカーや帆布、紙やすりを駆使して、凹凸をなるべく見えなくなるまで磨きます。


れで、ファスナーポケット、カードポケットが完成しました。

これらを合体すれば、組み立てがすべて完了します。


今回も読んでいただきありがとうございました。


【お知らせ】

現在のオーダー状況は、

3月第2週まで埋まっております。

次にご注文される方は、最速で3月第3週までに発送できます。


基本的には、早くて1週間、遅くとも1ヶ月で完成します。


下記ネットショップで販売、オーダー受付をしています。


クリーマ

https://www.creema.jp/c/ojamalegaful

「#ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

※オーダーをご希望の方は、「この作品について質問する」もしくは「質問・オーダーの相談をする」ボタンよりコメントしてください。

☆「オーダー用」というページがある場合は、そちらからご注文するか、質問してください。


ミンネ

https://minne.com/@ojamalegaful

「ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

※「#」は外してください。

※オーダーをご希望の方は、「質問」ボタンからコメントしてください。


メルカリ

https://www.mercari.com/jp/u/287987101/

「#ojamalegaful」と入力していただくと、商品ページが出てきます。

※メルカリでのオーダーメイドは終了しました。


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