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【在庫補充④オーダー品づくり③】ポーチver4④ ポーチver3③

では、作業の続きです。


1.パーク・グラウンドゴルフポーチver4

①表パーツに厚紙製(0.4mm)の芯材を白ボンドで貼る

・革だけでも強度は保てるとは思いますが、念のため厚紙やプラ板で補強しておきます。

・裏パーツに貼らないのは、修理の際に金具や縫い目に干渉するためです。

②外周のみゴムのりを塗り、乾くまで5分待つ

・全面にボンドを貼ると、修理の際に剥がすのが大変なので塗りません。

・何度も接着をするうちに、5分後に貼るのが一番くっつきやすいことがわかりました。

③上辺と下辺にセンターの印をつけておく

・接着するためには目印が必要なので、2点だけでも合わせるポイントがあれば、接着の時にずれが生じにくくなります。


④表パーツと裏パーツを接着

・大きめに寸法をとっているので、端だけではなく中の方まで十分に圧着させます。

・平ペンチやハンマー、ローラーなどで圧着させます。

⑤あらかじめ空けておいた縫い穴を貫通させる

・縫い穴が大きくなりがちですが、垂直に穴が刺せることの方が大事だと感じているので、菱目打ちをよく使います。

・菱錐は、下にゴム板を置いて菱目打ちを叩いて穴をあけられない場面のみ利用しています。

・菱錐で一定のリズムで垂直に刺すことに慣れているのであれば、菱錐の方をお勧めします。穴が大きくなりにくいので。

・菱目打ちでも穴が大きくならないコツは、菱目打ちの1本1本を研いで角をなくし、細くするとよいとのことです(ネット情報)。


れを縫えば、ほぼ完成。

外周のチリ落としをして、コバ磨き、金具付けをすれば完成となる運びです



2.パーク・グラウンドゴルフポーチver3

<チョコブラウンシボ入りクロム革>

①ヘリ縫い

・2枚重ねのパーツのへりを縫います。

・ドリンクホルダーの上辺をヘリ返してあるので、そのヘリも縫います。

②カシメ用の穴あけ

・ボールクリップをつける帯、引き手、ナスカンの根革、Dカンの根革に穴をあけておきます。※コバ磨きする前に、コバのヘリがしっかり残ったままの状態の方が定規で長さを測りやすいので、センターをとりやすいです。


③硬化剤塗り

・次回のコバ磨きのためにコバに硬化剤を塗っておきます。

・クロム革のコバ磨きの前の重要な準備なので、それをしておくだけで作業効率がかなりアップします。

④フチ捻・ヘリ落とし

・フチ捻は今回は省略します。ヌメ革・コンビ革ではした方が見た目が美しくなります。

・ヘリ落としを済ませておくと、次回はすぐに磨きから始められるのでスムーズさが上がります。

は、次回はコバを磨きます。

最も長い時間かかる工程なので、丸1日かかる可能性があることを考慮に入れておく方がいいですね。


今回も読んでいただきありがとうございました。


【お知らせ】

現在のオーダー状況は、

1月第3週目まで埋まっております。

次にご注文される方は、最速で1月第4週末までに発送できます。


基本的には、早くて1週間、遅くとも1ヶ月で完成します。


下記ネットショップで販売、オーダー受付をしています。


クリーマ

https://www.creema.jp/c/ojamalegaful

「#ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

※オーダーをご希望の方は、「この作品について質問する」もしくは「質問・オーダーの相談をする」ボタンよりコメントしてください。

☆「オーダー用」というページがある場合は、そちらからご注文するか、質問してください。


ミンネ

https://minne.com/@ojamalegaful

「ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

※「#」は外してください。

※オーダーをご希望の方は、「質問」ボタンからコメントしてください。


メルカリ

https://www.mercari.com/jp/u/287987101/

「#ojamalegaful」と入力していただくと、商品ページが出てきます。

※メルカリでのオーダーメイドは終了しました。


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