Who am I

ええと、まずは昨日の記事以降の内面の変化の話から。
記事を上げたあと色々あって、箱庭宇宙から1人、出てくることには成功した、のだが……かなり「近い」人物である上に半ば自分の意思を無視して飛び出してきたような状況のため少々複雑な状態になっている。(自分が話題に出したのがトリガーではあるのだが)

端的に言えば現在の自分は、彼女と思考パターン上の最終決定権の奪い合いをしている。
これで困るのは実生活。君には君にとっての当たり前があるように自分には自分の生活があるんじゃ。これで外向きの自分がしっちゃかめっちゃかになったらどうすんねん。
この脳みそが、身体が君だけのもんだと思ってんじゃないよ、ちくしょうめ。……ってそれは自分にも言えることか。いやでもこの身体の本来の主人は自分だから多少占有するくらいは当たり前な気も?

というわけで、しばらく創作やらなんやらは身動きがとれそうにない。辛い。彼女との殴り合いにだいぶリソースをもってかれてしまっている。
彼女については……うーん、詳しく説明したらしたで問題が浮上する気がするな。
まあ、とある強い感情をほぼ丸々移植したような存在とでも思ってもらえればいいか。

と、折角ここまで書いたので今日はその辺の話にでもしよう。
先に登場した彼女以外は未だすぐ呼び出せないので、特定個人の話ではなく概念的な話。

この記事この記事で少し触れてはいるのだが、自分の魂?心?思考?は数人の愛すべき厄介者たちの魂と居を同じくしている。
あ、念の為。解離性障害の類ではない。少なくとも診断がついたことはない。
そもそも状態としては全くの別物のはずだ。
どう表したものか難しいのだが、自分の場合は「通話中の電話口を自分と彼/彼女が共有している」というのが一番しっくりくる気がする。
たまに今回のような喧嘩や、意見の相違でぶつかることこそあれど、基本的には自分……えーと、「×××××(戸籍名伏字)」が手綱を握っている。というのも「追谷類」も厳密に言えばこのうちの1人と言えるだろうから。

要するに狂人の究極的な自己暗示だ。
自分の持つ要素を抽出して、別の名前を持った誰かの骨組みとする。彼らには名前があり、姿があり、何らかの役割があるから、物語が生まれる。
それをある程度自分の根っこから切り離して動かしている、それだけ。
解離とは根本的にプロセスが違う。頭のどこかしらバグってるんだとは思うけど、診断がつくような何かじゃない。

驚くべきなのは、今回暴れている彼女のように、骨組みとして与えた感情が自分の中で薄まることもある。じゃないと喧嘩は起きない。
あとは各個人に記憶を分配している節があるのか、セッション中テキストに一度も書き込んでない、自分でも忘れていたことを本人に聞いたらめちゃくちゃするっと答えが返ってきたこともある。脳とは摩訶不思議なものである。

と、日中少し落ち着いてたと思ってたのにまた暴れ始めた。というわけで短いがこの辺で彼女との格闘に戻ろうと思う。明日も仕事だし。

拜拜。

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