見出し画像

夢は「叶う」かもしれないし「叶わない」かもしれない

いつもnoteを楽しく読ませていただいている末吉宏臣さんとはあちゅうさんがオススメしていた本が気になり昨日早速本屋へ。

タイトルは『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』

本屋に着いて探すと最後の一冊を発見。中身を確認せずに電光石火でレジへ向かい会計を済ませた。

帰宅してココアを準備してから本を開き、もくじに目を通し確信する。これはおもしろいぞと。

いざ読み進めてみると予想通りの面白さ。それこそ「夢中になって」読み進めた。夢中になりすぎて、読破した時に外が暗いことにようやく気がついたほど。

「これは他の人にも読んで欲しい!」

そう思いながら晩飯の支度をしていた。メニューは鴨鍋。それも1人で!一人暮らしの特権だ。

昆布と鰹節でとった出汁に塩と酒だけで味付けしたシンプルなスープを作る。そこに鴨肉、水菜(せりでも旨い)、長ネギ、白菜、大根を入れて煮る。簡単だけど箸が止まらないくらい旨い鍋ができる。柚子胡椒があれば最強だ。俺の得意料理。

野菜を切りながら食後に書くnoteの記事のことを考えていた。水菜・白菜・長ネギを切り、大根はV字のスライサーで薄く切る。スライサーを滑らせながら構想を練っていると指先に激痛が!

気がつくと時代劇で脇役が切られた時みたいに血が出ていて指先の肉が、、、ああああjahっtgoぢerrahfg!!!!!!(グロいので叫びから色々察してください)

激痛のせいでさっきまでのキラキラテンションもnoteの構想も吹っ飛ぶ!

で、1日置いた今でも痛いけどどうしても書きたくて右手は親指と人差し指でのタイピングで頑張っている。すげー打ち間違うし間違った部分を消すためにdeleteキーを押そうとするとそれも間違って「¥¥¥¥」ってタイピングされる事案が発生しまくって今カルシウムが足りていない。ありったけの乳製品をくれ。


さて話を戻そう。

本からのメッセージを俺なりに解釈するとこんな感じ。

『書く事で成功するかもしれないし成功しないかもしれない。それでも書く事が楽しいと感じるなら続けようぜ。』

本の中では「創造(ダンス、文筆、絵等の表現)」という言葉で書かれているけどここでは「書く事」とした。

書く事って楽しいよね。noteも好きだけど、俺はお気に入りの音楽をかけた部屋で紙が真っ黒になるまでペンで言葉をダーっと書いている時間が物凄く好きだ。まるでシューゲイザーのギタリストみたいな格好で。

支離滅裂なことが書いてあったりそもそも字が読めない部分もあるけれどそれでいいのだ。それで自分が気持ちよくなって書く事が好きになるなら最高じゃん。

noteを始めた当初は読んで欲しい気持ちが強かった。そのためにわざわざweb上に公開しているわけだし。それが書き続けるうちに「まず自分が書くことを楽しもう」というスタンスにかわった。この変化のおかげでストレスなく書くことができるようになった。定期的に読んでくださる人もいてくれるし。(本当にいつもありがとうございます!)

noteとかブログが続かない原因って「続けていればいずれ報われる(金とか人脈とか)」と思いながらやるからだと思う。

「ご褒美が待っているから頑張る」というスタンス。それだと揺らぎやすい。だってなかなかご褒美がもらえなかったら?やり続けてももらえなかったら?こう考えたら絶対ぐらつく。俺も以前やっていたブログではこの考えが根幹にあったから続かなかった。

読まれる記事を意識して書いてそれが自分の書きたい内容で楽しいならいいけど、それが苦痛とか義務と感じるようなら当たり前だが辛くて続かない。

まずは楽しむことと好きになること。

その意味ではさっき例に出したけど紙とペンを用意して1人で書きなぐるのが凄くオススメ。「完璧な文章を書かないと」という幻想をぶっ壊す鍵になるよ。その幻想を越えられるだけでとても自由に書けるようになるし、書くのが楽しくなる。

とてもとても勇気とやる気が湧く本なので、休み中時間があれば手に取ってみてください!

P.S. スライサーを使うときはマジで気をつけろ!油断してるともってかれるぞ!

いいなと思ったら応援しよう!

おいたん
「案外いい事書くじゃねーか」と読後に思ったらサポートお願いします。サポートよりもフォローして文章読んでもらえる方が嬉しいです。